長期伴走型ジョブマッチングサイト「Boosterキャリア」リリースから2年
登録者2千人超、機関を超えたプラットフォーム活用が加速

エンカレッジ
NewsRelease
2020年3月15日
株式会社エンカレッジ

長期伴走型ジョブマッチングサイト 「Boosterキャリア」 リリースから2年
登録者2千人超、機関を超えたプラットフォーム活用が加速

「支援機関とつながる」独自機能で、育児との両立、地方移住など、多様な働き方のキャリア支援に活用
発達障害など働きづらさを感じる若者の就職・キャリア支援を行う株式会社エンカレッジ(本社:大阪市 代表:窪貴志)は、自分を生かした働き方を探す人を長期的に支援する伴走型のジョブマッチングサイト「Boosterキャリア」(https://career.en-booster.jp/)を2018年3月15日にリリースして2年が経ちました。2年間で、学生・求職者2,182人、大学37校、企業158社、外部支援機関13団体が利用し、関西を中心に関東・東海にも拡大しています(内訳概要は参考資料参照)。当初は、発達障害やコミュニケーションが苦手な学生・求職者の利用がメインでしたが、育児との両立など働く上での制限や多様なニーズを持つ人のキャリア支援のプラットフォームとして利用が広がっています。

▶ 伴走者とつながり、長期的にキャリア形成をサポート

「Boosterキャリア」は、当初、発達障害や働きづらさを抱える人の就職・キャリア支援を目的として開発したジョブマッチングサイト(ICTツール)です。
強みや配慮事項などの情報を自分で整理することが苦手であったり、強みだけでなく、弱みや働く上での配慮事項等もオープンにして働きたいと考える学生・求職者が、必要な支援機関に自分の情報を共有して支援を受けたり、企業とのマッチングにも活用できるものです。
従来の就職サイトとの違いは、「伴走支援型」であること。求職者と企業が1対1でつながり、マッチングが終われば関係が終了する従来の就職サイトと異なり、求職者本人の管理のもとで、個人の情報をサポーター(伴走者・支援機関)に共有することにより、自分を生かした働き方を探す人を長いスパンで支える伴走型ジョブマッチングを可能にします。
2018年より当社が取り組んでいる「ダイバーシティ就活」(※1)においては、就職マッチング会の参加準備として学生が自らのプロフィールを登録、学生の就活プロセスを大学等の支援者が伴走支援するほか、就職が決まらなかった場合には、外部支援機関に本人の情報を引き継ぐ形を取ることで「Boosterキャリア」がセーフティネットとしても機能しています。
Boosterキャリアの仕組み
 

▶ 多様な働き方を支援するプラットフォームとして利用が加速

「支援機関と情報共有でき、長期の伴走支援が可能」という特長により、Boosterキャリアは、多様な働き方ニーズを持つ人の就職・キャリア支援プラットフォームへと活用が広がっています。例えば、大妻女子大学共生社会文化研究所(東京都多摩市 所長:小川浩)「就職に困難を有する学生と企業とのマッチングを支援するプロジェクト」や、株式会社ウエダ本社(本社:京都市、代表:岡村充泰)、株式会社ツナグム(本社:京都市、代表:田村篤史)と共同で行う、人と組織の多様な関係性を育む長期伴走型キャリア支援サービス「Beyond Career」(※2)、一般社団法人ミライ企業協議会(全国事務局所在地:大阪市北区 代表:山中昌幸)「ミライ企業プロジェクト」(※3)などにおいて、学生・求職者の就職・キャリア支援にBoosterキャリアが活用されています。
今後はさらに、育児との両立や地方移住など、多様な働き方をサポートするプラットフォームとして、時代が求めるニーズに貢献していきます。
本件に関するメディアからのお問い合わせ先
株式会社エンカレッジ(広報担当:喜多[きた])
HP:https://en-c.jp/
大阪府大阪市西区新町1-4-26 四ツ橋グランドビル2階
電話:06-6535-8584
FAX:06-6535-8516
mail:univsg@en-c.jp
参考資料
■Boosterキャリア 登録企業・大学・支援機関の内訳概要
✅ 企業
京都:75社、大阪:55社、兵庫:3社、滋賀:3社、奈良:1社、東京:19社、埼玉:1社、神奈川1社、愛知:4社、岐阜:2社、長野:1社、三重:1社、福岡:2社、徳島:1社
(計169社。内、従業員数300人以上の企業は62社)
✅ 大学
大阪:12校、京都:10校、東京:6校、兵庫:3校、和歌山:1校、神奈川:1校、埼玉:1校、茨城:1校、愛知:1校、三重:1校
(東京大学、京都大学など計37大学)
✅ 支援機関
13団体(大阪府、京都府、株式会社日本キャリアセンター、社会福祉法人北摂杉の子会ジョブジョイントおおさか など)
※1.ダイバーシティ就活は、「強みも弱みもオープンに。個性を生かして活躍できる就活へ。」をコンセプトに、コミュニケーションの苦手さや障害などにより一定の配慮は必要だが、強みや専門性を生かして働きたい学生と、個をみて生かす採用を考える企業とのマッチングを支援する、国内初の取り組みです。関西では京都大学、大阪大学など7大学が、関東では筑波大学、慶應義塾大学など12大学が企画協力校として参画しています。
詳細:https://en-c.jp/service/divercity.html
※2.Beyond Careerとは、2020年2月にスタートした、"人と組織の多様な関係性を育む"ことを目指す、株式会社ツナグムと株式会社ウエダ本社が提供するキャリア支援サービスです。就職・転職のサポートはもちろん、副業・兼業・リモートワークといった新たな働き方の提案や、「豊かな人生とは?」「幸せとは何か?」といったこれからの生き方を見つめ直す機会も提供する、個人と組織の新しいプラットフォームです。
Webサイト:https://beyond-career.jp/
※3. ミライ企業プロジェクトは、若者と中小企業のミライが共に広がるプラットフォームを創ることを目指し、2013年に発足しました。企業規模の大小や知名度といった画一的な価値観に依存せず、人と地域社会のより良いミライに向けて本気で取り組む地域の中小企業を「ミライ企業」として参加承認し、「若者と共に地域のミライを創る」ことをミッションに活動しています。ミライ企業を紹介した冊子「ミライ企業図鑑」は、関西大学、立命館大学など、関西圏の25大学・専門学校(2019年度実績)でキャリア教育の教材として導入されています。
Webサイト:http://miraikigyouzukan.jp/
【エンカレッジ 会社概要】
【社名】株式会社エンカレッジ
【本社】〒550-0013 大阪市西区新町1-4-26 四ツ橋グランドビル2階
【営業所】〒102-0073 東京都千代田区九段北1-7-3 昭栄ビル4階
【資本金】410万円
【代表者】窪 貴志
【社員数】49名(2020年3月現在)
【設立】2013年7月
【事業内容】
・発達障害に特化した就労移行支援事業所エンカレッジ(大阪心斎橋天満橋京都京都三条
働くチカラPROJECT(発達障害やコミュニケーションが苦手な学生の就職支援プログラム)
・発達障害進路相談室「en+career」(発達障害のある人の就職相談)
学校法人支援サービス(発達障害学生や学校生活・就活に困難さを抱える学生向け講座、教職員向け研修など)
障害者採用支援サービス(コンサルティング、定着支援)
・学校生活に困りごとを抱えた学生の自立促進ICTツール Booster
・「働きたい!」を支えるICTプラットフォーム Boosterキャリア
働くチカラWEB(発達障害のある方の就労を応援するWEB)
【Webサイト】https://en-c.jp/