障害など配慮が必要な学生と専門性を生かす採用を考える企業との
就職マッチング会を、3月9日京都で初開催

売り手市場と言われる新卒採用においても、専門的な知識・スキルはあるものの、障害やコミュニケーションの苦手さ、留年期間などがネックとなり、就職が困難な学生は一定数います。現在の就職市場においては、一定の配慮を受けながら、尚且つ専門性を生かせる働き方は数少なく、一方で、企業側は彼らのような人材に関心はあるものの、採用には不安があり一歩を踏み出しにくい状況があります。
こで、エンカレッジでは、大学や支援機関など第三者が伴走的にサポートしながら、強みも弱みもオープンにして、「個」をみて生かす新しい就活のスタンダードを創ることを目指して「ダイバーシティ就活」を提唱、関西では京都大学、大阪大学など7大学が企画協力校として参画しています。
2019年2月には、京都大学・大阪府・京都府などと連携し、一般雇用／障害者雇用、事務系／IT系職種でテーマを分け、計3回のマッチング会を実施。学生34名のうち11名が参加企業に内定しました。さらに2019年11月には、大阪府立大学と共催でIT職に特化したマッチング会(障害の有無問わず)を実施し、企業5社、学生12名が参加、のべ5名の内定が決まっています。

今回のマッチング交流会は、エンカレッジとKRPが共催し、京都大学、立命館大学など関西圏7大学の協力を得て実施します。アルプス技研、DNPハイパーテック、プロットなどIT・技術の専門性を生かした採用を行っており、理解や配慮により働きやすい環境づくりを目指す企業約3社(いずれも京都リサーチパーク地区入居企業)と、IT・技術職への興味関心や専門性は高いが、就職が決まっていない2020年卒の学生または第二新卒 約15名が参加します。マッチング会では、企業と学生がざっくばらんに対話しながら理解を深め、双方の希望があれば選考、採用へと至る流れです。
今回を皮切りに京都で定期的にダイバーシティ就活のイベントを実施していくほか、クリエイティブ職など他の専門分野・職種への展開や、LGBTの学生、留学生など、多様なニーズを持った学生にも取り組みを拡大していきます。

13:00　開会の挨拶、全体説明
13:05　アイスブレイク
13:25　企業紹介（1社3分程度）
13:50

ブース別にて自己紹介（1人1分）
ブース別交流会（20分×3社程度）
ブース別交流会　フリータイム

16:15　選考希望票の記入

16:30　閉会の挨拶

IT・技術職への興味関心や専門性のある2020年卒の学生または第二新卒の方　15名程度

株式会社アルプス技研、DNPハイパーテック株式会社、株式会社プロットなどITの専門性を生かした採用と、配慮や理解により働きやすい環境づくりを行う企業 3社程度

株式会社エンカレッジ
京都リサーチパーク株式会社

大阪大学 キャンパスライフ健康支援センター
大阪府立大学
関西大学
京都大学 障害学生支援ルーム
京都工芸繊維大学　アクセシビリティ・コミュニケーション支援センター
神戸大学
三重大学
立命館大学 キャリアセンター・学生オフィス（障害学生支援室）