人と組織の多様な関係性を育み、誰もが働きやすい社会へ
長期伴走型キャリア支援サービス「Beyond Career」スタート

「Beyond Career」とは、就職・転職のサポートはもちろん、副業・兼業・リモートワークといった新たな働き方の提案や、「豊かな人生とは？」「幸せとは何か？」といったこれからの生き方を見つめ直す機会も提供する、個人と組織の新しいプラットフォームです。
人口減による企業の買い手時代の終焉、SNSの普及、働き方やキャリア観の多様化などにより、企業の採用活動は、求人媒体を使った一時的なマッチングだけではなく、日常的な自社への興味喚起や中長期的なリレーション構築が必要な時代へと変化しています。既存の人材系サービスが一回限りのマッチングに終始する中、「Beyond Career」は、企業に対して、従来のマッチング機能だけでなく、採用に直結しない自社イベントやカジュアル面談など長期的な情報発信の機会を提供。多様性ある組織の構築も支援します。またユーザーに対しても、多様な働き方を支援する複数のサポーターが、個々人の事情に応じて働き方を変えたり、キャリア選択の幅を広げられるよう長期的に伴走支援する、日本初の取り組みです。
3月13日(金)17時より、企業や学生、求職者など約50名が集まるキックオフイベントを開催します。

当社は、発達障害や働きづらさを抱える若者の就労支援を、関西では他社に先駆けて展開してきました。長年の就労支援事業を通じ、組織が個人に合わせて柔軟に配慮できる社会＝ダイバーシティな雇用や就労環境の実現こそが、障害の有無に関わらず誰もが生きやすい社会になるという考えのもと、発達障害留まらず、様々なニーズを持つ人に向けて事業領域を拡げています。 この度、オフィス空間の提案を中心に企業の働き方改革を推進する株式会社ウエダ本社と、京都へのUIターン人材を中心とした採用支援「京都移住計画」を運営する株式会社ツナグムとともに、「Beyond Career」に、システム提供で参画しました。当社は、ユーザーが自身の情報を蓄積しながら、その時々に必要な支援機関や企業とつながり、長期的なキャリア形成を支援する、伴走型ジョブマッチングのプラットフォーム「Boosterキャリア」※1を2018年3月に開発・運営しており、この度の参画は、その活用をダイバーシティな採用・就労支援へと拡げるものです。

京都府京都市下京区塩竈町363 ウエダ本社北ビル2F
（地下鉄五条駅から徒歩約5分、または京阪清水五条駅から徒歩約8分）

17:00～ 趣旨説明・進行挨拶
17:05～ チェックイン
17:10～ キートーク～キャリアデザインの今日的課題とは？～
17:30～ Beyond Talks Session 各10分ずつトーク

(1)学生起業
(2)ポートフォリオ・ワーカー
(3)大手企業→地域企業への転職
(4)時短勤務、リモートワークなど多様な働き方

18:10～ 休憩（10分）
18:20～ ワールド・カフェ形式（4つのテーブルで質疑応答）
18:50～ ここまでの感想のシェア（10分）
19:00～ Beyond Careerの説明（15分）
19:15～ 懇親会
20:00～ 終了

1938年、文具卸商として創業。その後、「事務機のウエダ」としてオフィス機器を提供。現在は「働く環境の総合商社」として、オフィスや職場環境の改善を通じた企業の働き方改革を提案している。実績に、ワークプレイスの改善提案のほか、子どもと一緒に働けるコワーキングスペースを運営する(株)Megami設立（現在utena works株式会社に社名変更、コワーキングスペース名称も「utena works」へ）。創造的に働く、人を活かす経営や共創を実践するためのオフィスウェア「TRAFFFIC」設立などがある。

人と人、人と場のつながりを紡ぐことを目的として、拠点運営事業、移住促進事業、企業の採用支援・組織活性化事業、まちづくり事業、ワークショップ、イベント企画・運営/デザインなどを行う。移住促進サイト「京都移住計画」は、2012年7月の立ち上げ以来、京都企業の求人記事の取材掲載を行っており、月間8万PV、のべ60社以上の企業が利用、1000件を超える求人応募がある。Beyond Careerにおいて求人記事の取材・掲載媒体としても活用。

「Boosterキャリア」は、当初、発達障害や働きづらさを抱える人の就職・キャリア支援を目的として、2018年3月にリリースした当社開発の就活サイト（ICTツール）です。強みや配慮事項などの情報を自分で整理することが苦手であったり、働く上で知っておいてほしい配慮事項のある学生・求職者が、自身に関する情報を自分で管理することで、その時々に必要な支援機関に自分の情報を共有し、企業とのマッチングにも活用できるものです。

求職者と企業が1対1でつながり、マッチングが終われば関係が終了する従来の就活サイトとは異なり、間にサポーター（伴走者・支援機関）が入り、自分の情報を共有することで、自分を生かした働き方を探す人を長いスパンで支える伴走型のジョブマッチングが可能になります。

従来は、主に、発達障害やコミュニケーションが苦手な学生が活用していましたが、育児中の女性など働く上で制限を抱える人全般の就労支援サポートにも活用できることから、様々な就職・キャリア支援サービスでプラットフォームとして活用する事例が増えてきています。今回の「Beyond Career」への参画もそのひとつです。