障害学生のための就職・キャリア支援事業を関東で開始
関東圏12大学と連携し、2/21 障害者雇用に関するキャリア相談会を開催

エンカレッジ
NewsRelease
2020年2月4日
株式会社エンカレッジ

障害学生のための就職・キャリア支援事業を関東で開始
関東圏12大学と連携し、2/21 障害者雇用に関するキャリア相談会を開催

発達障害など働きづらさを抱える若者の就職支援を行う、株式会社エンカレッジ(大阪府大阪市 代表:窪貴志)は、障害者雇用での就職を目指す、または検討している学生を対象とした就職・キャリア支援事業を2020年2月21日(金)より関東で開始します。同日、本事業の第一弾企画として、筑波大学、慶應義塾大学など関東圏12大学の協力を得て、「障害学生のためのキャリア相談会」を早稲田大学キャリアセンターセミナールームで開催します。

▶ 障害者雇用で働くイメージが湧かない学生たち

昨今の若手人材の採用難や障害者の法定雇用率引き上げなどを背景に、障害者雇用での新卒採用の機会は増加しています。しかし、障害のある学生の中には、アルバイトなど社会で働く経験をしていない人が多く、また、面接やインターン以外の場で障害者雇用について知る機会も少ないのが現状です。そのため、障害者雇用で就職活動をする際には、仕事内容や働き方、求められる配慮などがイメージできない、障害開示の方法やタイミングが難しい、といった悩みや疑問を抱えています。
一方、企業側にも、選考の場以外で障害学生に出会う機会が少ないため、どんな学生がいるかイメージできない、選考では障害について質問しにくい、選考中から入社後に必要な配慮や対応の仕方が分からない、といった課題があります。
当社では、これまでにも関西で発達障害やコミュニケーションが苦手な学生を対象とした就職・キャリア支援を行ってきました。この度、関東の大学や企業からも高いニーズがあることを踏まえ、障害者雇用について学生・企業双方が理解を深めること、また、他の障害種別と比較して就職率の低い精神・発達障害のある学生への機会提供を主な目的として、障害学生のための就職・キャリア支援事業を関東でも開始しました。
ダイバーシティ就活
▲キャリア相談会のイメージ

▶ 採用とは関係ない場で障害者雇用への疑問を解消

2020年2月21日(金)に開催する「障害学生のためのキャリア相談会」は、一般社団法人企業アクセシビリティ・プラットフォーム(通称:ACE)と共催で行います。今回は、障害者雇用の就職に興味のある21~23年卒の学生が対象で、障害者雇用を行う企業で働く社会人に対して、ブース形式で個別に就職活動の悩みや障害者雇用への疑問を相談できるイベントです。就活解禁直前に実施することで、就職活動の仕方や働き方について考えるきっかけにすることを目的としています。学生は、筑波大学、慶應義塾大学など関東圏12大学から、計16名、企業は、積水ハウス、日本アイ・ビー・エム、パナソニック、ヤマトホールディングス、ブルームバーグ・エル・ピーから計8名が参加します。
学生は、当日までに企業に相談したい内容をまとめてから参加します。企業に何をどこまで質問していいか迷う学生も多いため、大学の支援担当者からのサポートを得ながら準備を進める形式になっています。また、本イベントは採用とは関係ないため、たとえば学生からは、企業に対して求められる配慮や待遇、障害開示のこと、企業からは、障害特性のことや就職活動への困りごとなど、選考の場では聞きづらいこともお互いに率直に質問・相談することができます。それにより、学生は障害者雇用での就職活動や働き方について知ることができ、企業は障害のある学生への具体的なイメージを持つことができます。
本事業では、今後も大学や企業等と連携して定期的にキャリア相談会を開催するほか、精神・発達障害のある学生が参加しやすいマッチング会や、一定の配慮を受けながら専門性を生かせる障害者雇用を推進する企業とのマッチング会などを実施していく予定です。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社エンカレッジ(広報担当:喜多[きた])
HP:https://en-c.jp/
大阪府大阪市西区新町1-4-26 四ツ橋グランドビル2階(旧ニッケ四ツ橋ビル2階)
電話:06-6535-8584
FAX:06-6535-8516
mail:encourage@en-c.jp
参考資料
【開催概要】
✅ イベント名:障害学生のためのキャリア相談会
✅ 日程:2020年2月21日(金)10:00~12:10
✅ 場所:早稲田大学 キャリアセンターセミナールーム(戸山キャンパス学生会館3階)
✅ 当日の流れ(予定):
10:00~10:20 個別相談 第一ターム(学生4名×社会人8名)
10:25~10:45 個別相談 第二ターム(学生4名×社会人8名)
10:50~11:10 個別相談 第三ターム(学生4名×社会人8名)
11:15~11:35 個別相談 第四ターム(学生4名×社会人8名)
11:40~12:10 大学、企業との振り返り
✅ 対象学生:
2021年以降に卒業・修了予定で、障害者手帳を持っている学生もしくは障害者雇用での働き方を検討している学生
✅ 参加社会人:
積水ハウス株式会社、凸版印刷株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社、パナソニック株式会社、ヤマトホールディングス株式会社、ブルームバーグ・エル・ピーの社員の方
✅ 共催:株式会社エンカレッジ、一般社団法人企業アクセシビリティ・プラットフォーム
【エンカレッジ 会社概要】
【社名】株式会社エンカレッジ
【本社】〒550-0013 大阪市西区新町1-4-26 四ツ橋グランドビル2階(旧ニッケ四ツ橋ビル2階)
【営業所】〒102-0073 東京都千代田区九段北1-7-3 昭栄ビル4階
【資本金】410万円
【代表者】窪 貴志
【社員数】50名(2020年2月現在)
【設立】2013年7月
【事業内容】
・発達障害に特化した就労移行支援事業所エンカレッジ(大阪心斎橋天満橋京都京都三条
働くチカラPROJECT(発達障害やコミュニケーションが苦手な学生の就職支援プログラム)
・発達障害進路相談室「en+career」(発達障害のある人の就職相談)
学校法人支援サービス(発達障害学生や学校生活・就活に困難さを抱える学生向け講座、教職員向け研修など)
障害者採用支援サービス(コンサルティング、定着支援)
・学校生活に困りごとを抱えた学生の自立促進ICTツール Booster
・「働きたい!」を支えるICTプラットフォーム Boosterキャリア
働くチカラWEB(発達障害のある方の就労を応援するWEB)
【Webサイト】https://en-c.jp/