エンカレッジの実習報告会~実習の経験から学んだこと~

エンカレッジでは「実習の経験から学んだこと」を共有する「実習報告会」を月1回行っています。
本ページでは、2025年2月に行われた実習報告会の様子を紹介します。
エンカレッジの実習報告会
 

エンカレッジの実習報告会

🟧実習って?

実習とは、学んだ知識や技術を、実際の職場で試しながら学ぶことです。
エンカレッジでは実際の企業へ体験実習を2~3か月のサイクルで行っています。
課題を見つける大きな機会となります。
経験から学び、得るものを整理するために、実習では以下を大切にしています。
✅実習の目的や目標をつくり、実行する
✅実際やってみて、自分にとって「できたこと」「難しかったこと」を知る
✅実習後の振り返り面談や評価を受け、自信を持ったり、課題を知る
実習の経験(できごと)だけで終わらないことが大切です。
また実習報告会では発表者、聴く者にとって期待できる効果があります。

🟧発表者にとっては…

「思ってたよりできた」や「うまくいかなかった」「次はこうできたら」と自分自身を顧みること。
また、企業からの評価やエールを得て、他者からどう映っているかと知ることで、今後の課題や見通しを建設的に持つことができます。
発表者にとっては…
 

🟧聴く者にとっては…

実習者の目標、行動や価値観などを就活への参考にしたり、見本、手本、参考にすることで、その人と同様の結果や状況を手に入れることができたり、見通しを得られるなどの「モデリング」の効果が期待できます。
聴く者にとっては…
 

実習報告会の流れ・様子

2月の実習報告会では4件の実習について、3人に発表いただきました。
今回は写真撮影についてご協力いただいたご利用者の写真と資料で紹介します。
(資料は一部です)
実習報告会の流れ・様子
 
資料の一部
 
まず、発表者は、事前に作ったスライドをもとに、実習先や目標・よかったことや課題などを、皆さんの前で発表します。聴く側は、ワークシートに感想を起こします。
ワークシートに感想を起こす
 
そのあと、ワークシートを基に感想の共有や、質問を行うなどし、実習者の経験をより知ることができます。
感想の共有
 
また、大阪事業所では「グッジョブカード」といって、実習発表を受け感心したこと、参考になったことなど、発表者へ向けたメッセージカードの記入をそれぞれが記入し、発表者へ渡されます。
✅大変なスケジュールの中、初めての作業にも前向きに取り組んですごいと思った。
✅発表にあった作業はエンカレッジでもやっているものと近いものもあったので、私も興味を持ちました。
✅目標達成度が100%ってすごい。
✅企業のひとからのエールを観て、安心できる職場だと思った。
実習から戻られた方は支援者から見ると、ひと回り大きくなっているように映ります。
実習から戻られたご利用者
 
経験からの学びを通じ、ジワジワと就活の輪郭を得て、就職への準備を進めていきます!
そして、この記事を書き終わったタイミングで就職の内定をいただきました。これからが本番ですね!