23卒障害学生のための就活イベント「働き方夏フェス」開催レポート

Day1は、最初に当社の山本から、障害者雇用の実際や、障害学生の就職活動の進め方、今やっておくべきことなどを説明。その後、身体障害2名（内部障害、聴覚障害）、精神障害2名の4名の22卒内定者が登壇し、自身の就職活動の進め方や、重視した点、苦労したポイント、23卒学生向けのエールなどをお話頂きました。
それぞれ障害学生の就活ならではの難しさや苦労した点はあるものの、しっかりとした口調で、良かった点もこうした方が良かった点も振り返ったうえで、後輩にアドバイスやエールを送られている姿が印象的でした。
終わった後も、多くの質問を頂き、今から就活に臨む学生の関心の高さを感じました。

Day2は、企業で働く身体障害のある社員と発達障害のある社員のお話を伺いました。
企業でどのような仕事を実施しているか、どのような配慮を受けているか、苦労した点、一般雇用と障害者雇用の違いなど、学生の皆さんが気になるポイントをご自身の体験談を交えてお話を頂きました。
今から就活に臨む学生の皆さんにとっては先のことかもしれませんが、実際は企業に入ってからが本番です。企業に入ってからどのような働き方が出来るのかを知る貴重な機会になったのではないかと思います。

Day3・Day4は、障害者雇用に取り組む企業の人事担当者や障害のある社員が登壇し、自社の説明や障害学生への就活アドバイスを行いました。

今回は、夏休みの特別企画としてイベントを実施しましたが、障害学生の皆さんにとって、障害者雇用での就活の進め方、先輩の声、企業で働く障害社員の働き方など、就活に必要な情報は本当に手に入りにくいのだなぁと痛感しました。
そしてもう1点、一口に障害者雇用といってもその中身は様々で、その実態や自分に向いている障害者雇用はなかなかつかみづらいものです。だからこそ、継続的に生の情報を提供していくことと、個人別に話を聞きながら、その人に合った就活を進めることが必要なのだと思います。