エンカレッジ初の試みである「はじめるCafe!」。
障害者雇用をお考えの企業様と発達障害のある方が出会い、交流できる機会をつくり、障害者雇用をはじめる”キッカケ”を作るイベントです。
障害者雇用をお考えの企業様と発達障害のある方が出会い、交流できる機会をつくり、障害者雇用をはじめる”キッカケ”を作るイベントです。
✅ 障害者雇用を考えているけれど、実際どんな人がいるの?
✅ 具体的にどんな人がいるか分からないと、どんな業務を任せたらいいのか分からない
✅ 面接だけで採用するのは不安…
✅ 具体的にどんな人がいるか分からないと、どんな業務を任せたらいいのか分からない
✅ 面接だけで採用するのは不安…
などとお困りの採用担当者様に向けて企画しました。
通常の面接とは異なり、気軽に交流できる場だからこそ生まれたつながりや新しい発見がありました。
今回は、1回目の交流イベントと2回目の個別面談会の当日の様子や、はじめるCafé!の今後の展望についてレポートします!
通常の面接とは異なり、気軽に交流できる場だからこそ生まれたつながりや新しい発見がありました。
今回は、1回目の交流イベントと2回目の個別面談会の当日の様子や、はじめるCafé!の今後の展望についてレポートします!
はじめるCafe!1回目 交流イベントの様子
1回目の交流イベントは、7月17日(水)Visions LOUNGE Umedaにて行われました。
阪急ターミナルビルにあるレンタルスペースで、木を基調としたぬくもりのあるフロアと大きな窓から見える景色が素敵な会場でした。
阪急ターミナルビルにあるレンタルスペースで、木を基調としたぬくもりのあるフロアと大きな窓から見える景色が素敵な会場でした。
今回の参加企業は、パナソニック・コンシューマー・マーケティング株式会社、株式会社レック、茨木産業開発株式会社(茨木ドライビングスクール)、イケア・ジャパン株式会社、積水マテリアルソリューションズ株式会社の計5社。幅広い業種・業態の企業が集まりました。参加者は、就労移行支援事業所エンカレッジとジョブジョイントおおさかから15名が参加しました。
イベントは、
(1)企業PRタイム
(2)参加者PRタイム
(3)ワールドカフェ
の3本立てになります。
通常の面接とは異なり、企業と参加者が気軽に話せる場づくりを意識しました。
(1)企業PRタイム
(2)参加者PRタイム
(3)ワールドカフェ
の3本立てになります。
通常の面接とは異なり、企業と参加者が気軽に話せる場づくりを意識しました。
まずは、企業担当者によるPRタイムからスタート。入社後の手厚いフォローについてアピールする企業もあれば、障害の有無に関係なく、手を上げれば誰でもキャリアを積むチャンスがあると話す企業や、できないことを怒るのではなく、優しく教えてくれる従業員が多いと職場の雰囲気を伝える企業もあり、それぞれの会社の個性が光るPRタイムでした。
次は、参加者によるPRタイム。一人一分で自己紹介を行います。全員の前に立ち、マイクを持って話す姿からは、皆さん緊張の色が見えましたが、一生懸命自分のことを伝えようとする姿勢に、自然と拍手が湧き起こる場面もありました。
自分の強みや得意なことを話す人もいれば、趣味のことや、就活での希望、これまで経験してきた仕事について話す人もおり、十人十色の自己紹介となりました。全体的に皆さん上手にプレゼンされていて、この日のために練習を積んできた様子が窺えました。
自分の強みや得意なことを話す人もいれば、趣味のことや、就活での希望、これまで経験してきた仕事について話す人もおり、十人十色の自己紹介となりました。全体的に皆さん上手にプレゼンされていて、この日のために練習を積んできた様子が窺えました。
それぞれのPRタイムが終わると、次はワールドカフェの時間です。ここでは、企業1社・参加者3名を一つのグループとして、サイコロトークを実施しました。お茶やお菓子をつまみながら、気軽にお話しできるようにと企画したものです。トークの内容は、セールスポイントや仕事の話はもちろん、趣味の話や地球最後の日に食べたいものなど、普段の姿が垣間見えるような内容も盛り込みました。
笑いが起こって楽しそうなグループもあれば、話し手に耳を傾けて真剣に聴いている様子のグループもありましたが、ここまでの時間で場が温まっていたおかげか、皆さん和やかな雰囲気の中でお話しされていました。企業の方も、受け入れる姿勢で話を聞いていただいたことで、参加者も普段の自分を出せていたのではないかと思います。
笑いが起こって楽しそうなグループもあれば、話し手に耳を傾けて真剣に聴いている様子のグループもありましたが、ここまでの時間で場が温まっていたおかげか、皆さん和やかな雰囲気の中でお話しされていました。企業の方も、受け入れる姿勢で話を聞いていただいたことで、参加者も普段の自分を出せていたのではないかと思います。
最後は、それぞれが次のステップに進みたいと思う企業、参加者を3つまで選んでシートを提出しました。
悩みながら時間をかけてシートを記入する企業の姿も見受けられました。
終了後は、企業の方と振り返り会を行いました。
振り返りでは、
振り返りでは、
✅ 参加前は話すのが苦手な方が多いのではと思っていたが、接客の経験がある方や上手に話せる方もいて、いい意味で想定外だった
✅ しっかりと話ができている方が多く、熱意が伝わった
✅ 皆さん本当にいい方で、(話ができて)とても楽しかった
✅ (自社の)障害者雇用はこれからという段階なので、今回のように選択肢が増えることが有り難い
✅ しっかりと話ができている方が多く、熱意が伝わった
✅ 皆さん本当にいい方で、(話ができて)とても楽しかった
✅ (自社の)障害者雇用はこれからという段階なので、今回のように選択肢が増えることが有り難い
というように、全体的にポジティブなご意見をたくさんいただくことができました。一方で、運営に関する改善点についてもご意見をいただいたので、今後の企画に活かしていきたいと思います。
はじめるCafe!2回目 個別面談会の様子
交流イベントから1週間が経った7月24日(水)、企業担当者様と参加者の個別面談会をエンカレッジ心斎橋にて実施しました。交流イベントの最後に提出されたアンケートで、双方の希望がマッチングした5社・10人が今回の面談へ進みました。
ワールドカフェで一度お互いが顔を合わせているので、企業担当者様もご参加者も比較的和やかに「お久しぶりです!」行った感じで面談が始まっていました。
企業の方からは入社した場合に実際に担当するお仕事の話、ご参加者からはご自身の特性や配慮事項についてなど、お互いにより具体的なお話が交わされた面談となりました。
企業の方からは入社した場合に実際に担当するお仕事の話、ご参加者からはご自身の特性や配慮事項についてなど、お互いにより具体的なお話が交わされた面談となりました。
今回の面談を経て、企業様からは、「ワールドカフェの時とは違い、凛々しい姿を見られたこと、具体的なお話を聞けたことがとてもよかったです。サイコロトークでフランクにお話を聞けていた状態からの本日の個別面談でしたので。とても話し易く、スムーズなやりとりができました。」といったお声をいただきました。
ご参加者からは、「緊張もありましたが、一度お話しをしていますので、直ぐに緊張も解けて、和やかにお話しすることができました。とはいえ、やはり面談という場ですので、自分のことをしっかりと伝えること、疑問点を質問することは忘れずに行いました。」といった感想がありました。
交流イベントの際にお互い気軽にお話しできていたことで、個別面談ではより深い話をすることができたようでした。今後のステップとしては、職場見学や実習になりますが、個別面談に参加した方のほとんどが実習に行ける見込みです。
はじめるCafé! 今後の展望
今回は初めての試みでしたが、企業様、ご参加者からの反応もよく、それぞれ今後につながる機会になったのではないかと感じました。この「はじめるCafé!」は、エンカレッジの就職のツールとして今後も引き続き実施をしていきたいと考えています。
また、事務職に特化したはじめるCafé、軽作業に特化したはじめるCaféといったように職種やテーマで絞る方法や、企業様に出向いて一社で開催する方法など、様々な形で展開していければと思います。
また、事務職に特化したはじめるCafé、軽作業に特化したはじめるCaféといったように職種やテーマで絞る方法や、企業様に出向いて一社で開催する方法など、様々な形で展開していければと思います。