はじめに
2023年10月7日、障害のある学生が、自分自身の“はたらく未来”を描くためのオンラインイベント「はたらくみらいキャンパス Presented by ソニーグループ」が開催されました。
この記事では、スタッフが見たイベント当日の様子や、参加者の方々の声をお届けします。
なお、本イベントは、全国の障害学生にキャリア支援プログラムを提供する大学横断型プラットフォーム「家でも就活オンライン カレッジ」の企画として開催されています。
この記事では、スタッフが見たイベント当日の様子や、参加者の方々の声をお届けします。
なお、本イベントは、全国の障害学生にキャリア支援プログラムを提供する大学横断型プラットフォーム「家でも就活オンライン カレッジ」の企画として開催されています。
今回のテーマは“はたらく未来に向けて、自分を知ろう!”
内容は、ソニーピープルソリューションズ株式会社の森さんによる人事トークセッション、自分自身を深堀りするグループワーク、障害のある先輩社員によるトークセッションの三本立てです。
当イベントは、“はたらく”とは障害のあるなしに関係なく、自分がこれまでにしてきた経験や持っている価値観の先にあるもので、参加学生の一人ひとりが“はたらく未来”に向けてまず自分のことを知るためのきっかけにつなげて頂くという思いが込められています。大学1年生から大学院生の方まで、様々な学年の方にご参加いただき、途中休憩を挟みながらのあっという間の2時間のイベントとなりました。
内容は、ソニーピープルソリューションズ株式会社の森さんによる人事トークセッション、自分自身を深堀りするグループワーク、障害のある先輩社員によるトークセッションの三本立てです。
当イベントは、“はたらく”とは障害のあるなしに関係なく、自分がこれまでにしてきた経験や持っている価値観の先にあるもので、参加学生の一人ひとりが“はたらく未来”に向けてまず自分のことを知るためのきっかけにつなげて頂くという思いが込められています。大学1年生から大学院生の方まで、様々な学年の方にご参加いただき、途中休憩を挟みながらのあっという間の2時間のイベントとなりました。
人事トークセッション
<登壇者情報>
ソニーピープルソリューションズ株式会社
ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン推進室長
ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン推進室長
森 慎吾 氏
まずはソニーピープルソリューションズ株式会社でダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンを担当されている森さんによるお話。
冒頭、皆さんに対して「働くことへの不安はありますか?」との問いかけからお話が始まりました。
働くことへの不安は誰もが持っているものかと思います。それを取り除くには、森さんいわく
冒頭、皆さんに対して「働くことへの不安はありますか?」との問いかけからお話が始まりました。
働くことへの不安は誰もが持っているものかと思います。それを取り除くには、森さんいわく
📍 なぜ働くのかを考えること
📍 どこで何をしたいのかを考えること
📍 自分なりの働き方を考えること
📍 どこで何をしたいのかを考えること
📍 自分なりの働き方を考えること
がポイントになるそうです。
私たちは、なぜ働くのでしょうか。この問いは個人によって正解が異なるものですが、これを考えておくことが、多様性に満ちた社会に出て自分自身の可能性を広げていくために重要であると森さんは語ります。
そして、世の中に数多ある仕事から自分に合った仕事を見つけるためには、自分の強みをどう生かすか、そして何より楽しいと思えるかどうかが大事です。自分の強みが生かせるかどうかについては考えたことがある人は多いかもしれません。次世代につながる価値を生み出すためには、自分が楽しめるかどうかもとても重要です。
さらに、自分なりの働き方を考えること。ここには、自分の障害をどう捉え、仕事の量や難易度など自分に合った働き方について考えることも含まれます。
森さんいわく、「障害者雇用についての捉え方は、企業によって様々である」とのこと。にもかかわらず、障害者雇用はこう、一般雇用はこう、と早急に決めつけたり、障害者雇用があるから障害者への理解が深い企業であると判断しすることはもったいないですね。まず自分なりの働き方をイメージし、それが実現できる場所について焦らずにしっかり調べていくことが大切だと、スタッフもあらためて感じました。
そして、世の中に数多ある仕事から自分に合った仕事を見つけるためには、自分の強みをどう生かすか、そして何より楽しいと思えるかどうかが大事です。自分の強みが生かせるかどうかについては考えたことがある人は多いかもしれません。次世代につながる価値を生み出すためには、自分が楽しめるかどうかもとても重要です。
さらに、自分なりの働き方を考えること。ここには、自分の障害をどう捉え、仕事の量や難易度など自分に合った働き方について考えることも含まれます。
森さんいわく、「障害者雇用についての捉え方は、企業によって様々である」とのこと。にもかかわらず、障害者雇用はこう、一般雇用はこう、と早急に決めつけたり、障害者雇用があるから障害者への理解が深い企業であると判断しすることはもったいないですね。まず自分なりの働き方をイメージし、それが実現できる場所について焦らずにしっかり調べていくことが大切だと、スタッフもあらためて感じました。
グループワーク
続いてのグループワークですが、まずは一人ひとりで考える時間があり、その後に小グループでお互いに考えた内容を共有し合う形で行いました。
どのようなお題が出されたかは、ぜひ実際に参加してみて頂ければと思いここには記載しませんが、どのグループもユニークな答えがあがっていて、ときに笑い声も上がるような盛り上がりを見せていました。参加していたスタッフも、「その発想はなかった!」「なるほどその考え方は素敵ですね」などと、思いもよらない秀逸な回答に驚き、楽しんでいました。
どのようなお題が出されたかは、ぜひ実際に参加してみて頂ければと思いここには記載しませんが、どのグループもユニークな答えがあがっていて、ときに笑い声も上がるような盛り上がりを見せていました。参加していたスタッフも、「その発想はなかった!」「なるほどその考え方は素敵ですね」などと、思いもよらない秀逸な回答に驚き、楽しんでいました。
先輩社員の方の話
休憩を挟み、障害のある先輩社員のAさんと森さんによるトークセッションがスタート。終始お二人の良い関係が感じられる和やかな雰囲気で進みました。
下肢障害のあるAさんは、昔はネガティブで、他の人に助けを求めることもなかなかできなかったそうです。しかし、あるとき、「自分が暗いと、相手も暗くなってしまう。自分が笑顔でいることで、相手も笑顔でいる。」ことに気づき、そこからはポジティブな考え方に変わっていったとのこと。
「相手は自分の鏡」とよく言いますが、実際にそこで考え方と行動を変えることのできるAさんの柔軟さが素晴らしいですね!
下肢障害のあるAさんは、昔はネガティブで、他の人に助けを求めることもなかなかできなかったそうです。しかし、あるとき、「自分が暗いと、相手も暗くなってしまう。自分が笑顔でいることで、相手も笑顔でいる。」ことに気づき、そこからはポジティブな考え方に変わっていったとのこと。
「相手は自分の鏡」とよく言いますが、実際にそこで考え方と行動を変えることのできるAさんの柔軟さが素晴らしいですね!
参加者の声
最後に、Aさんのお話を聞いた上での感想を何人かの方に挙手、発表していただき、イベントは終了となりました。
2時間は少し長いと思いましたが、終わってみればあっという間でした。
以下、終了後のアンケートより、参加者の方にいただいた声をいくつか抜粋します。
2時間は少し長いと思いましたが、終わってみればあっという間でした。
以下、終了後のアンケートより、参加者の方にいただいた声をいくつか抜粋します。
- 弱みを強みに変えられるというのが印象的でした。
- グループで話し合うことで、他の方の意見やアドバイスを聞くことができ、とても良い時間でした。
- 発想の転換が大事だと分かりました。人を意識するのでなく、自分を意識して逆境を乗り越えたいです。
- 障害に負けるのは自分自身に負けること、自分に負けるのが嫌なら顔を上げて前を向く、という気づきがありました。
- 自分の障害の難点の見方を変え、強みに発想を結びつけることを初めて考えられましたし、芯を強く持つために向き合う必要のある考え方だと気付きました。
- 弱さを弱さとしてしか見ていませんでしたが、今回のイベントで弱さも強さと言い換えることができると気付けました。
- 各参加者がそれぞれ多様な障害を抱えており、その分各自のもつ強みも多様なのだなという気づきを得ました。
皆さんの声を見てみると、各ワークの中で取り上げられた ”自分自身の障害を強みに転換する”、という考え方に刺激を受けた方が多くいらっしゃいました。
初めて会った他大学の人とグループワークをするのは緊張する方もいらっしゃるかと思いますが、実際に就職活動が始まると知らない人と話す機会はずっと多くなります。そのための予行演習として、このようなイベントを使ってみるのも良いかもしれません。
初めて会った他大学の人とグループワークをするのは緊張する方もいらっしゃるかと思いますが、実際に就職活動が始まると知らない人と話す機会はずっと多くなります。そのための予行演習として、このようなイベントを使ってみるのも良いかもしれません。
まとめ
以上、長文となりましたが「はたらくみらいキャンパス Presented by ソニーグループ」(23年10月7日開催)の当日の様子をレポートさせていただきました。
全体を通じて特に印象深かったのは、障害を強みに変えるという発想が、参加者の皆さんにとって勇気づけとなっていたことでした。また、様々な参加者の方と交流するなかで、一口に障害といっても、多様な背景をもった方がいること、そして個人個人によって強みもまた異なるということを実感されたのではないかと感じました。
次の「はたらくみらいキャンパス」は2月の開催を予定しています。このレポートを読んで、興味関心の湧いた方はぜひ「家でも就活オンライン カレッジ」に登録してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
全体を通じて特に印象深かったのは、障害を強みに変えるという発想が、参加者の皆さんにとって勇気づけとなっていたことでした。また、様々な参加者の方と交流するなかで、一口に障害といっても、多様な背景をもった方がいること、そして個人個人によって強みもまた異なるということを実感されたのではないかと感じました。
次の「はたらくみらいキャンパス」は2月の開催を予定しています。このレポートを読んで、興味関心の湧いた方はぜひ「家でも就活オンライン カレッジ」に登録してみてくださいね。
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ご興味・ご関心のある方は、以下のお問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。
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