大学の部活とエンカレッジの併用を経て就職~発達障害のある大人の就職~

この記事では、エンカレッジから就職されたご利用者の就職ストーリーをシリーズでご紹介しています。
ご利用者本人からは、利用を決めてから就職に至るまでにどんなことがあったか、エンカレッジに通ってみての感想、率直な今の気持ちなどをお聞きしました。
また、ご利用者の就職をサポートしてきた支援者から見たご本人の変化や、就職に至るまでのプロセス、今後に向けてのエールも載せています。
📍この記事はこんな方におすすめ📍
  • 発達障害があり、就労移行支援の利用を検討している
  • 就職が決まった人が、どんな流れで就職できたのか知りたい
  • 就労移行支援事業所で実際にどんなことをするのか知りたい
今回は、2024年6月に就職が決まられたご利用者の就職事例をお届けします!

就職事例1)大学の部活とエンカレッジの併用を経て就職

エンカレッジ大阪 ご利用者Hさん
  • ▶ エンカレッジ大阪 ご利用者Hさん
  • 【性別】男性
  • 【年代】20代前半
  • 【障害種別】自閉スペクトラム症、注意欠如多動性障害
  • 【利用期間】9か月
  • 【業務内容】事務職 /経理部配属
 
この度D社から内定を頂き、6月中旬から働くことになりました。
在学中に利用しましたが部活とエンカレッジの併用は中々しんどく、さらに友達が内定をもらっている中、自分だけが中々決まらず焦っていました。
けれどエンカレッジの講座やオフィスワークしっかり受けて、履歴書を見直し、面接マスターに参加して話し方や面接にも慣れていき、そして就職することが出来ました。
それも親身に対応してくれたスタッフさんのおかげです。本当にありがとうございました。
就職事例51-01-1  就職事例51-01-2
 
🌟 支援者よりひとこと 🌟
Hさんは在学中から利用を開始され、日中はエンカレッジで就職活動を、夜や土日は大学の部活動に一生懸命取り組まれていました。
卒業までに就職を1つの目標とし、それが叶わなかった時はご本人の中でいろいろな気持ちが生じていたとは思いますが動きを止めることなく、より積極的に企業説明会に参加、面接・雇用前実習に挑戦されていました。
特に面接マスターには高頻度で参加されて、どんどんスムーズに話せるようになっておられた姿が印象に残っています。
D社の2次面接では大学時代の部活動の話で盛り上がり、企業からも「大学時代の話からよりHさんの人柄が伝わりました」と 合否が出た時に教えていただきました。
入社後もHさんらしく真面目に取り組みながら、社会人としての目標に向けて1つずつ積み上げてほしいなと思います。
本当に就職おめでとうございます!!
(エンカレッジ大阪 スタッフT)
 
いかがでしたか?「発達障害のある大人の就職事例」はシリーズとして今後も定期的に発信していきます。乞うご期待ください!