興味があるも自信がない業務への挑戦が内定に繋がった~発達障害のある大人の就職~

この記事では、エンカレッジから就職されたご利用者の就職ストーリーをシリーズでご紹介しています。
ご利用者本人からは、利用を決めてから就職に至るまでにどんなことがあったか、エンカレッジに通ってみての感想、率直な今の気持ちなどをお聞きしました。
また、ご利用者の就職をサポートしてきた支援者から見たご本人の変化や、就職に至るまでのプロセス、今後に向けてのエールも載せています。
📍この記事はこんな方におすすめ📍
  • 発達障害があり、就労移行支援の利用を検討している
  • 就職が決まった人が、どんな流れで就職できたのか知りたい
  • 就労移行支援事業所で実際にどんなことをするのか知りたい
今回は、2024年5月に就職が決まられたご利用者の就職事例をお届けします!

就職事例1)興味があるも自信がない業務への挑戦が内定に繋がった

エンカレッジ早稲田駅前 ご利用者Sさん
  • ▶ エンカレッジ早稲田駅前 ご利用者Sさん
  • 【性別】女性
  • 【年代】20代前半
  • 【障害種別】自閉スペクトラム症
  • 【利用期間】12か月
  • 【業務内容】ベーカリー部門でのパンの加工、袋詰め、商品陳列など
 
1年前、エンカレッジの利用を始める前の私は、希望の仕事に就職が決まっている自分の姿を想像することができませんでした。短所は沢山思いつくものの、長所は真面目さしか思い浮かばず、自分に合う仕事もわからなかったため、自信がなく、就職活動に対して不安を覚えていました。

利用開始後は、通所する場所があることで毎日外に出る理由ができて気分も安定し、新しい趣味を見つけることもできました。エンカレッジでは、スタッフの皆さんが些細なことでも私の良いところを見つけて直接伝えてくださったり、毎日ファイルのコメント欄で褒めてくださったりしました。また、3ヶ月ごとに設定した目標を意識してオフィスワークに取り組む過程で、私の強みを見つけてくださったため、これが自分の強みなのだと少しだけ自分に自信を持つことができました。

実習では、事前に立てた目標を意識して業務に取り組み、企業の方から業務の適正などについてフィードバックをいただき、改めて自分の強みと課題を認識することに繋がりました。いよいよ就職活動を本格的に始めるとなったときに、以前から興味を持っていたものの、自分には向いていないと考え、大学在学中の就職活動では挑戦できなかった業務の実習に挑戦したいことを担当のスタッフさんに伝え、実習を経験できたことが今回の内定に繋がりました。自分には無理だろうと思いつつも、この業務をやってみたいと伝えることができて良かったです。担当のスタッフさんが、興味があるなら挑戦してみて、業務内容が合っているかを確認してみようと言ってくださったおかげで、今の自分があると感じています。

エンカレッジ早稲田駅前のスタッフの皆様、温かく接して支えてくださり、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
就職事例50-01-1  就職事例50-01-2
 
🌟 支援者よりひとこと 🌟
Sさん、ご就職おめでとうございます。いつも真面目にコツコツと取り組む姿勢は、こちらも見習いたいほどでした。何事にも丁寧で正確性が高く、作業における信頼も高かったです。
今回は、Sさんの「強みを活かした業務」と「やりたい!けど自信がない業務」が別々のものだったので、やりたいことを伝えるかどうかにも迷いがあったのではないかと思います。そんな中、大学の頃からやりたい思っていたこと、好きなこと、興味があることを教えてくださり、一緒にやりたいことの実現に向けて取り組めたことは、こちらとしてもワクワクするものでした。
やりたいけど苦手かもしれないと思っていたことは、実際に実習で経験をして評価をいただいたことでSさんにとって「できること」に変わったのではないかと思います。
これから毎日、好きなスーパーに通い、パン作りを楽しんで、購入されるお客様の胃袋と幸せを満たしていかれることと思います。
この度は、ご就職おめでとうございます!
(エンカレッジ早稲田駅前 スタッフW)
 
いかがでしたか?「発達障害のある大人の就職事例」はシリーズとして今後も定期的に発信していきます。乞うご期待ください!