「自分から行動すること」ができるようになった（他3事例）～発達障害のある大人の就職～

この記事では、エンカレッジから就職されたご利用者の就職ストーリーをシリーズでご紹介しています。
ご利用者本人からは、利用を決めてから就職に至るまでにどんなことがあったか、エンカレッジに通ってみての感想、率直な今の気持ちなどをお聞きしました。
また、ご利用者の就職をサポートしてきた支援者から見たご本人の変化や、就職に至るまでのプロセス、今後に向けてのエールも載せています。

私はエンカレッジに1年5か月通所しました。最初は毎日の通勤ラッシュの電車に乗ることがとても大変でした。それでも慣れるのがとても早く通所開始してすぐにエンカレッジに溶け込むことができました。
エンカレッジに通所してから自力でできることが増えました。それは、自分から行動することです。
今まではスタッフがいないと中々行動に移せませんでしたが、今は自ら行動できるようになりました。
私から見たエンカレッジの魅力は、いつも一緒になって自分のことのように考えてくれるスタッフがいること、色々な経験を積むことが出来る環境が整っていることが魅力だと思いました。
最後にエンカレッジを離れることがさみしい気持ちになりますが、ここで得た経験を活かして、自分のスタートを歩んでいきます。今まで本当にありがとうございました。

私がエンカレッジを利用して感じたのは、「エンカレッジはとても環境が整っている」です。
講座やオフィスワークはほかの事業所でも行われていますが、手厚いスタッフによるアドバイスやフォロー、ワークサンプルなどの模擬練習、利用者同士で競える環境などはここで初めて見たものでした。
特に利用者同士で競えるというのは、とてもありがたいことであると私は考えています。人はどうしても一人でやっているとやる気を保ちづらいし向上心も失っていきます。そのため周りと競える環境はとてもありがたかったです。
また、エンカレッジでは実習をこなせるということも本当にありがたかったです。私はアルバイトもしていなかったのでエンカレッジに来る前は働くという経験がありませんでした。そのためそのまま働きに出るのはとても不安であり、実習をさせてもらえるというのはとても貴重な機会でした。
大学のころは学業や卒論に集中していてアルバイトはしておらず、コロナ禍でインターンシップが軒並み中止になっていましたので働く経験をできなかったのです。そんなわけで試行錯誤できる環境、スタッフの手厚い支援、実習ができるエンカレッジに通所出来てとても良かったと感じています。

入りたてのころは何をすればいいかわかっていませんでした。
スタッフとの面談でオフィスワークや自分の職務経歴を伝えて、どの職が合っているかを確認した上で動くことができたのでよかったです。
人と話すタイミングを学べたり、苦手な人との対応も学べたりできました。
2月から9か月間、本当にありがとうございました。

自分は一生就職はできないと思っていたため、勇気と興味を出して1枚のチラシを見て応募して良かったですし、ここ（エンカレッジ）を卒業できることをうれしく思います。
当初の予定としては、丸2年を使って就職すればいいと感じていたましが、約半年利用期限を残せました。
これからは会社の業務に携わることで、さらに自分の自信向上を目指していきたいです。

いかがでしたか？「発達障害のある大人の就職事例」はシリーズとして今後も定期的に発信していきます。乞うご期待ください！