就職は周囲の支えがあってこそ、忘れず前進したい。他1事例～発達障害のある大人の就職～

この記事では、エンカレッジから就職されたご利用者の就職ストーリーをシリーズでご紹介しています。
ご利用者本人からは、利用を決めてから就職に至るまでにどんなことがあったか、エンカレッジに通ってみての感想、率直な今の気持ちなどをお聞きしました。
また、ご利用者の就職をサポートしてきた支援者から見たご本人の変化や、就職に至るまでのプロセス、今後に向けてのエールも載せています。

エンカレッジに入ってから、就職まで1年と4カ月でした。長いようで短いこの期間で、たくさんのことを学びました。
私は昔からストレスで身体を壊しやすく、コミュニケーションも苦手でずっと悩んできました。そんな中、エンカレッジを利用して、自分を少しずつ知るにつれて、今まで自分に自信がなかったことが少し前向きになって取り組めるようになれました。
私ひとりでは絶対にできなかった就職ができたのも、スタッフのみなさんや家族、友人の支えがあってこそです。これから先も、そのことを忘れず前に進みたいと思いました。

・自己理解講座でぼんやりとしていた自分の苦手をだいぶはっきりさせることができ、配慮事項なども整理できた。
・事業所へ通うことが毎日習慣化でき、就職への自信につながった。
・正規の社員教育や就職活動をしてこなかったため、ビジネスマナー講座や職業準備講座で知識を得られたことは不安の解消に繋がった。
・PCワーク、ワークサンプルで鈍っていたスキルをもう一度使えるものへと鍛え直せた。
・グループワークで考えを言葉や文章で出力することへの苦手感が薄れた。
・幸いにも、年齢差が割とあるにも関わらず友人ができたので、それが通所の支えになった。
・スタッフさんのお陰で、質問などお声掛けなどがやり易くなった。
・事業所が良くも悪くも居心地がよい状態になっていたので、外部への実習はよい刺激になった。
・幸いにもよいご縁に恵まれたおかげで、だらだらと長引く前に決まったことに驚いた。

いかがでしたか？「発達障害のある大人の就職事例」はシリーズとして今後も定期的に発信していきます。乞うご期待ください！