スタッフや他の利用者さんの支えで諦めずに前に進めた~発達障害のある大人の就職~

この記事では、エンカレッジから就職されたご利用者の就職ストーリーをシリーズでご紹介しています。ご利用者本人からは、利用を決めてから就職に至るまでにどんなことがあったか、エンカレッジに通ってみての感想、率直な今の気持ちなどをお聞きしました。また、ご利用者の就職をサポートしてきた支援者から見たご本人の変化や、就職に至るまでのプロセス、今後に向けてのエールも載せています。
📍この記事はこんな方におすすめ📍
  • 発達障害があり、就労移行支援の利用を検討している
  • 就職が決まった人が、どんな流れで就職できたのか知りたい
  • 就労移行支援事業所で実際にどんなことをするのか知りたい
今回は、2020年10月に就職が決まられたご利用者の就職事例をお届けします!
*「発達障害のある大人の就職事例」はシリーズとして今後も定期的に発信していきます。乞うご期待ください。

就職事例)スタッフや他の利用者さんの支えのおかげで諦めずに前に進めた

エンカレッジ心斎橋ご利用者Tさん
  • ▶ エンカレッジ心斎橋 ご利用者Tさん
  • 【性別】女性
  • 【年代】20代前半
  • 【障害種別】ASD
  • 【利用期間】1年7ヵ月間
  • 【業務内容】事務補助/データ入力・発送業務など
 
この度、D社に就職が決まりました。2019年4月からエンカレッジに入所し、約1年7ヶ月間の日々でした。1ヶ月目はとにかく緊張していました。2ヶ月目以降でようやくエンカレッジを慣れることができました。通所中もつらい時期や周りと比べてしまい、焦りが募った時期もありました。
しかし、最後まで諦めずに前に進むことができたのは、スタッフの皆さんや他の利用者さんの支えがあったからこそだと思っています。
11月からは新たな環境でのスタートになりますが、エンカレッジでつながったご縁を大切にし、自分らしく前向きに頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。
🌟 支援者よりひとこと 🌟
Tさんからの一言にもあったように最初は緊張もありましたが、すぐにエンカレッジに慣れ、色々な人と関わることが上手な方でした。Tさんの人懐っこさや明るさは、エンカレッジ内でもムードメーカーで、新しい利用者の方にも優しく関わって下さっていました。
大学時代の就職活動はご自身で進めていたものの、上手くいかずエンカレッジを利用されました。色々な実習に行き、今回就職されたD社は、3回の実習を経て内定となりました。
長期にわたる選考により、プレッシャーで面接前にはお家で泣いていたようですが、当日は堂々と面接官3名を前 にお話しすることができていました。日が経つにつれ、本当に頼もしくなっていかれました。
新しい環境で不安もあると思いますが、Tさんのコミュニケーションスキルはどこでも通用すると思いますので、ぜひ職場でも発揮して頂きたいなと思っています。
(エンカレッジ心斎橋 スタッフS)
 
いかがでしたか?「発達障害のある大人の就職事例」はシリーズとして今後も定期的に発信していきます。乞うご期待ください!