消極的だった自分が積極的になれた~発達障害のある大人の就職~

この記事では、エンカレッジから就職されたご利用者の就職ストーリーをシリーズでご紹介しています。ご利用者本人からは、利用を決めてから就職に至るまでにどんなことがあったか、エンカレッジに通ってみての感想、率直な今の気持ちなどをお聞きしました。また、ご利用者の就職をサポートしてきた支援者から見たご本人の変化や、就職に至るまでのプロセス、今後に向けてのエールも載せています。
📍この記事はこんな方におすすめ📍
  • 発達障害があり、就労移行支援の利用を検討している
  • 就職が決まった人が、どんな流れで就職できたのか知りたい
  • 就労移行支援事業所で実際にどんなことをするのか知りたい
今回は、2020年8月に就職が決まられたご利用者の就職事例をお届けします!
*「発達障害のある大人の就職事例」はシリーズとして今後も定期的に発信していきます。乞うご期待ください。

就職事例)消極的だった自分が積極的になれた

エンカレッジ大阪ご利用者Tさん
  • ▶ エンカレッジ大阪 ご利用者Tさん
  • 【性別】男性
  • 【年代】20代前半
  • 【障害種別】広汎性発達障害
  • 【利用期間】1年4ヵ月間
  • 【就職先 [業種]】
  • 第一生命チャレンジド株式会社[サービス業]
  • 【業務内容】
  • 事務補助/書類発送業務、データ入力、折り鶴の作成
 
利用開始から1年4ヶ月で内定を頂くことができ、社会人経験のない自分にしてはかなりスムーズに進んでこれたと思います。
初めの頃は緊張感が強く、今と比べておとなしく消極的でした。しかし、事業所の雰囲気やスタッフの方々の支えもあり、初回の実習を終えた辺りから大きく変わり、様々な活動に積極的になることができました。以降は、日々の作業や講座を受けたり、実習に行ったりと様々なことを行い、就職活動に取り組んでいましたが、新型コロナウイルスの流行による影響で就職活動が難しくなり、手探りの時期も続きました。
しかし、そのような中で設定していただいた実習と面接を受け、今回の内定へとつながったことにはとても感謝しています。今後も努力していこうと思います。
🌟 支援者よりひとこと 🌟
Tさんは学生時代「働くチカラPROJECT」の「就活のススメ」に参加されており、そのご縁からエンカレッジの利用を開始されました。利用当初は緊張感が漂っていたTさんでしたが、初めての実習で集中力や正確性の評価が高く、とても自信がついたようです。実習を経験し、企業見学のリーダーになるなど、前向きなTさんへと変化していきました。

今回、3回の実習を経て就職をつかんだTさんでしたが、在宅課題の中で実習に必要な作業をご自身で考えるなど、「この会社に就職するためには何をすべきか」という視点で課題に取り組まれていたことが印象的です。
質問をすぐにする、見直しを心掛ける、をテーマに、社会人一歩目を踏み出されました。とっても応援しています!
(エンカレッジ大阪 スタッフG)
 
いかがでしたか?「発達障害のある大人の就職事例」はシリーズとして今後も定期的に発信していきます。乞うご期待ください!