発達障害のある大人の就職事例7~私はこうして就職が決まった~

この記事では、エンカレッジから就職されたご利用者の就職ストーリーをシリーズでご紹介しています。ご利用者本人からは、利用を決めてから就職に至るまでにどんなことがあったか、エンカレッジに通ってみての感想、率直な今の気持ちなどをお聞きしました。また、ご利用者の就職をサポートしてきた支援者から見たご本人の変化や、就職に至るまでのプロセス、今後に向けてのエールも載せています。
📍この記事はこんな方におすすめ📍
  • 発達障害があり、就労移行支援の利用を検討している
  • 就職が決まった人が、どんな流れで就職できたのか知りたい
  • 就労移行支援事業所で実際にどんなことをするのか知りたい
今回は、2020年8月に就職が決まられたご利用者の就職事例から、2つのストーリーをお届けします!
*「発達障害のある大人の就職事例」はシリーズとして今後も定期的に発信していきます。乞うご期待ください。

就職事例1)自分に合った働き方を見つけることができた

エンカレッジ京都三条ご利用者 Hさん
  • ▶ エンカレッジ京都三条 ご利用者Hさん
  • 【性別】男性
  • 【年代】20代前半
  • 【障害種別】自閉スペクトラム症
  • 【利用期間】1年3ヶ月間
  • 【業務内容】
  • 薬剤助手/薬剤払い出し、データ入力等
 
エンカレッジを通して、私は自分に合った働き方というものを見つけることができました。
エンカレッジに入所する以前は、自分が「何が得意なのか」「どんな仕事なら働いていけるのか」が全く掴むことができませんでした。
そんな私でしたが、エンカレッジで求人票仕分けや名刺分類などのワークサンプルを行い、スタッフさんにフィードバックを頂くことで、自分が「どういった作業が得意なのか」「どんな業務なら苦なく働くことができるのか」など理解することができました。
また、他人と話をすることが苦手でしたが、グループワークやライフスキル講座で他者との関わりを学ぶことができ、以前よりも会話への抵抗感がなくなりました。
就職先でもエンカレッジで学んだことを活かして、一日でも早く業務に慣れたいと思います。
就職事例7-1-1 就職事例7-1-2
 
🌟 支援者よりひとこと 🌟
Hさんは、就労経験が全くないなかでエンカレッジをご利用され、就職を目指されました。
ご利用開始当初は、経験の少なさから本当に自信が無く、スタッフのポジティブフィードバックもなかなか認められませんでした。
しかし、体調管理は抜群で毎日安定して通所され、他のご利用者さんとの関わりも日を追うごとに増えていきました。
特に今年に入ってからは、持ち前のコミュニケーション力と優しい関わりに磨きがかかり、グループワークやミーティングでその力を発揮され、多くのご利用者の方々から慕われる存在へと変化していかれました。
実習でもその強みをしっかり発揮されていましたし、ビジネスマナーを意識した関わりも頑張っておられました。
今回が初めての就労経験となりますが、Hさんの強みであるコミュニケーション力や人当たりの良さをいかんなく発揮し、就労していただきたいと思います。
(エンカレッジ心斎橋 スタッフS)

就職事例2)消極的だった自分も積極的になることができた

エンカレッジ大阪ご利用者Tさん
  • ▶ エンカレッジ大阪 ご利用者Tさん
  • 【性別】男性
  • 【年代】20代前半
  • 【障害種別】広汎性発達障害
  • 【利用期間】1年4ヵ月間
  • 【就職先 [業種]】
  • 第一生命チャレンジド株式会社[サービス業]
  • 【業務内容】
  • 事務補助/書類発送業務、データ入力、折り鶴の作成
 
利用開始から1年4ヶ月で内定を頂くことができ、社会人経験のない自分にしてはかなりスムーズに進んでこれたと思います。
初めの頃は緊張感が強く、今と比べておとなしく消極的でした。しかし、事業所の雰囲気やスタッフの方々の支えもあり、初回の実習を終えた辺りから大きく変わり、様々な活動に積極的になることができました。以降は、日々の作業や講座を受けたり、実習に行ったりと様々なことを行い、就職活動に取り組んでいましたが、新型コロナウイルスの流行による影響で就職活動が難しくなり、手探りの時期も続きました。
しかし、そのような中で設定していただいた実習と面接を受け、今回の内定へとつながったことにはとても感謝しています。今後も努力していこうと思います。
🌟 支援者よりひとこと 🌟
Tさんは学生時代「働くチカラPROJECT」の「就活のススメ」に参加されており、そのご縁からエンカレッジの利用を開始されました。利用当初は緊張感が漂っていたTさんでしたが、初めての実習で集中力や正確性の評価が高く、とても自信がついたようです。実習を経験し、企業見学のリーダーになるなど、前向きなTさんへと変化していきました。

今回、3回の実習を経て就職をつかんだTさんでしたが、在宅課題の中で実習に必要な作業をご自身で考えるなど、「この会社に就職するためには何をすべきか」という視点で課題に取り組まれていたことが印象的です。
質問をすぐにする、見直しを心掛ける、をテーマに、社会人一歩目を踏み出されました。とっても応援しています!
(エンカレッジ心斎橋 スタッフG)
 
いかがでしたか?「発達障害のある大人の就職事例」はシリーズとして今後も定期的に発信していきます。乞うご期待ください!