発達障害のある大人の就職事例6~私はこうして就職が決まった~

この記事では、エンカレッジから就職されたご利用者の就職ストーリーをシリーズでご紹介しています。ご利用者本人からは、利用を決めてから就職に至るまでにどんなことがあったか、エンカレッジに通ってみての感想、率直な今の気持ちなどをお聞きしました。また、ご利用者の就職をサポートしてきた支援者から見たご本人の変化や、就職に至るまでのプロセス、今後に向けてのエールも載せています📣
📍この記事はこんな方におすすめ📍
  • 発達障害があり、就労移行支援の利用を検討している
  • 就職が決まった人が、どんな流れで就職できたのか知りたい
  • 就労移行支援事業所で実際にどんなことをするのか知りたい
今回は、2020年7月に就職が決まられたご利用者の就職事例から、3つのストーリーをお届けします!
*「発達障害のある大人の就職事例」はシリーズとして今後も定期的に発信していきます。乞うご期待ください。

就職事例1)エンカレッジでの学びを活かし、人の役に立てるよう頑張りたい

エンカレッジ天満橋ご利用者 Oさん
  • ▶ エンカレッジ天満橋 ご利用者Oさん
  • 【性別】女性
  • 【年代】20代前半
  • 【障害種別】広汎性発達障害
  • 【利用期間】1年3ヶ月
  • 【就職先 [業種]】
  • 関電コミュニティ株式会社[不動産]
  • 【業務内容】
  • 事務/郵便物仕分け等
 
私は2019年4月からエンカレッジ天満橋の利用を始めました。オフィスワークについて、データ入力はエクセルに文字を打つところが良かったですし、色々な情報を知れるようになりました。マイタイムでは、マイプロフィールを作成したり、自分のことを整理するなどしました。講座では、ビジネスマナーはどんな時でも心掛けるべきことを学びました。
企業見学では、色んな会社に行って、取り組んでいることや業務内容についてたくさんのお話を聞くことができました。実際に職場を見学してみると、場所が広いところもあったり、たくさんの道具がある会社もありました。ソーシャルクラブでは、様々なスポットに行って色々なものを見たり、遊んだりしたことが、気分転換になって楽しかったです。
就職後は、誰からも良い評価をもらえるように、エンカレッジで学んだことを活かしていきたいと思います。ビジネスマナーと社会性と丁寧な作業を意識し続け、ルールを守り、人の役に立てるよう頑張ります。
就職事例6_1_1 就職事例6_1_2
 
🌟 支援者よりひとこと 🌟
Oさんは、学生時代の様々なつまずきを経て、短期大学卒業後にエンカレッジの利用を開始されました。
明るくおおらかでユーモアがあり、元気で努力家な方です。
周囲の状況などを読みながら行動することに少し難しさがある方でしたが、持前の努力で、実習で出た課題に丁寧に向き合ったり、面接練習、講座などを通してビジネスマナーを積極的に身に着け、丁寧な振る舞いや報連相もできるようになりました。
時間管理もしっかりされており、エンカレッジは無遅刻無欠席でした。
仕事に誠実に向き合う姿勢が受け入れられ、この度就職されることになりました。
これからも、明るくコツコツ誠実に、Oさんらしく活躍されることを期待しています。
(エンカレッジ心斎橋 スタッフK)

就職事例2)2度目の利用で、楽しくやりがいを持って働ける企業に出会えた

エンカレッジ天満橋ご利用者 Nさん
  • ▶ エンカレッジ天満橋 ご利用者Nさん
  • 【性別】男性
  • 【年代】20代前半
  • 【障害種別】広汎性発達障害
  • 【利用期間】9ヵ月間
  • 【業務内容】軽作業、ピッキング
 
私はエンカレッジを再利用しました。この度、新たな企業で心機一転仕事ができることを嬉しく思います。
懇談で初めてB社での求人を拝見して、挑戦してみようと思えたのと同時に、それ以前から他の企業の応募準備をしていたため、最初は迷いもありました。
ただ、実習に行かせて頂いて、この仕事は自分に向いていて本当に楽しくてやりがいを持って取り組めると思えました。実習が終わってからの振り返りの場で、はっきりとB社に行きたいと思えました。
そんな風に自分に合った企業から、無事に内定を頂けて本当に良かったです。
就職事例6_2_1 就職事例6_2_2
 
🌟 支援者よりひとこと 🌟
Nさんは、エンカレッジは2度目の利用となります。
前職では事務職として勤務されていましたが、業務内容のミスマッチなどにより退職され、改めて自分に合った仕事を探すために再利用されました。
いくつかの実習経験を経て、軽作業やピッキング業務での仕事がしたいと思い、希望の求人を見つけた矢先に在宅訓練へと切り替わり、希望求人への応募も保留となりました。
当時は先の見通しが立たず、不安も大きかったと思います。その中でも日々個別課題に取り組み、努力をされました。
緊急事態宣言解除後、第一志望の企業とは別の会社ではありますが、まずはチャレンジをしようということで実習に行きました。5日間の実習を通し、「楽しい」とやりがいを感じて今回入社に至りました。
企業さんからも、基本的なコミュニケーションができるNさんをぜひ採用したいというお言葉を頂きました。Nさんにとっても安心できる環境で、自信につながる機会となりました。
笑顔がとても素敵で、努力家のNさんなので、きっと入社後も活躍できると思います!
これからもNさんが「楽しく、マイペースに」仕事ができることを応援しております。
(エンカレッジ心斎橋 スタッフM)

就職事例3)実習を通して自分に合った職場環境を知ることができた

エンカレッジ京都三条ご利用者Aさん
  • ▶ エンカレッジ京都三条 ご利用者Aさん
  • 【性別】男性
  • 【年代】20代前半
  • 【障害種別】自閉スペクトラム症
  • 【利用期間】5ヶ月間(エンカレッジは2度目の利用、前回は京都をご利用)
  • 【就職先 [業種]】[飲食業]
  • 【業務内容】厨房業務全般
 
エンカレッジは今回で2度目の利用です。前職では意欲を持って働いていましたが、会社の都合でフルタイム勤務ができなかったため、フルタイムでの勤務が可能で、所持している調理師免許を活かした職場を見つけたいと考えていました。
今回お世話になる職場の他にも、実習する機会を設けていただいたことで、自分に合った職場環境を知ることができました。納得のいく職場が見つかり、とても満足しています。
日々のプログラムにはあまり取り組めませんでしたが、スタッフの皆さんに根気強く対応していただき、前回の利用時よりも自身への理解が深まりました。ありがとうございました。
🌟 支援者よりひとこと 🌟
Aさんは、言葉数は少なくコツコツと粘り強く取り組める集中力と時間を意識した行動が取れるのが強みです。コミュニケーションをとるのが苦手なため、グループワークやソーシャルクラブにはあまり積極的になれなかったようです。体や手を動かすことが得意で机に座って作業することは少し苦手さがありました。決してバランスよくすべてのプログラムに取り組めたとは言えませんが、自分のやれることには黙々と取り組まれました。今回お世話になる会社では、前職で実現できなかったことが叶うことや、ご家族の応援、何より仕事が楽しいと感じられる点が決め手になったようです。将来の大きな夢は「料理人」です。そこに向けた第一歩を踏み出されました。
(エンカレッジ心斎橋 スタッフT)
 
いかがでしたか?「発達障害のある大人の就職事例」はシリーズとして今後も定期的に発信していきます。乞うご期待ください!