想像力を解き放て!~発達障害のある大人の就職~

この記事では、エンカレッジから就職されたご利用者の就職ストーリーをシリーズでご紹介しています。
ご利用者本人からは、利用を決めてから就職に至るまでにどんなことがあったか、エンカレッジに通ってみての感想、率直な今の気持ちなどをお聞きしました。
また、ご利用者の就職をサポートしてきた支援者から見たご本人の変化や、就職に至るまでのプロセス、今後に向けてのエールも載せています。
📍この記事はこんな方におすすめ📍
  • 発達障害があり、就労移行支援の利用を検討している
  • 就職が決まった人が、どんな流れで就職できたのか知りたい
  • 就労移行支援事業所で実際にどんなことをするのか知りたい
今回は、2025年8月に就職が決まられたご利用者の就職事例をお届けします!

就職事例)想像力を解き放て!

エンカレッジ大阪 ご利用者Hさん
  • ▶ エンカレッジ大阪 ご利用者Hさん
  • 【性別】男性
  • 【年代】20代
  • 【障害種別】自閉スペクトラム症
  • 【利用期間】1年3ヵ月
  • 【職種/業務内容】一般事務(データ入力、PDF作業、書類チェック、社内便など)
  • エンカレッジ大阪
 
昨年5月からエンカレッジに通い始めました。
大学生の時、通院していた病院から紹介され、エンカレッジの存在を知りました。
大学卒業後に、説明会と体験に参加し、事業所の雰囲気が明るく、スタッフの皆様や利用者の皆様が優しかったため、利用することに決めました。エンカレッジで過ごした時間は非常に充実していて、生涯忘れることはないです。

一番勉強になった講座はグループワークです。
最初は自分から話すことができなかったのですが、回を重ねるにつれて自分から話すことができるようになり、休憩時間には雑談したり、ボードゲームをしたりして交流を深めました。

エンカレッジでの就職活動を振り返るにあたり、自分が一番大切にしてきた言葉があります。
その言葉とは、「想像力を解き放て!」です。
この言葉は、昨年7月から今年の1月まで放送されていた某光の巨人作品のキャッチフレーズであり、劇中でも台詞として何度も出てくるほど、作品を象徴する言葉です。
毎週何気なく聞いていたこの言葉が、就職活動のテーマになるとは思いもよりませんでした。
しかし、作品を通して学んできた、人の心を思いやる想像力や劣勢の戦況をひっくり返す逆転の一手を想像する力は、就職先でも作業を効率的に進める方法を想像する際に活用することができます。
これからも想像力を解き放ち、会社に貢献できたらと思います。
就職事例65-1-1  就職事例65-1-2
 
🌟 支援者よりひとこと 🌟
利用当初は、積極的なコミュニケーションに苦手さを感じていたHさん。グループワークにも難しさを抱えていました。
しかし、利用者さんやスタッフとの関係を深める中で、徐々に自ら発信できるようになりました。

いつも柔らかくにこやかな表情で周りと接してくださり、多くの方に安心感を与える存在だったと思います。
また、ご自身でも課題とされていた「相談」についても、少しずつ実践できるようになり、大きな成長を遂げられましたね。
これから初めて「働く」を経験するにあたり、困難に直面することもあるかもしれません。
そんな時は、ご自身が大切にしている「想像力を解き放て!」という言葉を思い出してほしいと思います。
一人で解決が難しい時は、職場の先輩方やエンカレッジの仲間、スタッフを頼ってくださいね。
この度は、ご就職おめでとうございます!
(エンカレッジ大阪 スタッフK)
 
いかがでしたか?「発達障害のある大人の就職事例」はシリーズとして今後も定期的に発信していきます。乞うご期待ください!

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