イベント報告「精神障害や発達障害のある大学生が卒業後に即戦力となる働き方」

1月23日に行われた「精神障害や発達障害のある大学生が卒業後に即戦力となる働き方」と題した京都市のイベントに、代表の窪がパネルディスカッションのファシリテータとして登壇しました。
パネラーは
□株式会社革靴をはいた猫 代表取締役 魚見 航大さん、宮﨑 雅大さん
□ジョッゴ株式会社 代表取締役 髙橋 亮彦さん
□京都外国語大学・京都外国語短期大学 障がい学生支援室 梅本 直さん
でした。
それぞれの立場から、事業内容や今までの精神障害・発達障害のある方の関わり、働き方などについてお話を頂きました。

革靴を履いた猫様のお話

革靴を履いた猫さんは、知的障害や発達障害のある方がこだわりの靴みがきを提供するお店や靴磨き出張サービスを提供しています。
最初、大学生だった魚見さんや宮﨑さんが、なぜ障害者のある方と一緒に仕事をするようになったのか、どうやって戦力化を実現してきたかといったお話には、とても共感するところが多々ありました。

ジョッゴ様のお話

ジョッゴさんは、障害のあるなしに関係なく働く、プロの職人がつくるカスタムオーダーメイドの革小物で業績アップをつくっています。
そのビジネス自体もすごく興味深いものでしたが、障害者に遠慮し過ぎるのではなく、同等の戦力としてみなして自立を促していることがとても印象的でした。
両者のお話から感じたのは、取り組み始めて間もないにも関わらず、社会や事業に対する志の高さ、障害者と健常者を区別するのではなく、同じ仲間として成長していこうという姿勢が共通していることです。
とても素晴らしい会社に出会えたことに興奮しました。今後の両社には大注目です!

京都外国語大学様のお話

そして、学生を送り出す側として京都外大の梅本さんから、学生にとって経験の機会が与えられる事で、学生がどんどん成長していくので、企業には様々な経験をさせて欲しいとのお話を頂きました。
普段学生と接する立場としても、とても納得できる内容でした。
このような皆さんが一同に会した場のコーディネートを担わせて頂き、大変貴重な機会となった一日でした。