就活に困難さのある学生のための就職活動イベント説明会を開催しました!

就活に困難さのある学生のための就職活動イベント説明会開催

今年度より、高等教育アクセシビリティプラットフォーム事業(京都大学)と一緒に、発達・精神障害等就活に困難さのある学生を対象にした就職活動イベントを2019年2・3月に実施することになりました。

この事業全体の構想や、我々が目指しているもの、イベントの目的などについてを大学の職員の方向けに説明会を実施し、当日は21大学(高専含む)28名の大学関係者の方にご参加をいただきました。
(当日は説明会の内容をweb配信し、約15名の方が閲覧してくださっていました)

【日時】2018年12月7日(金)14:00~16:00
【場所】関西大学 梅田キャンパス KANDAI Me RISE 5階 キャリアセンター セミナールーム

【当日の内容】

1)イベント説明会(※Web配信あり)
高等教育アクセシビリティプラットフォーム (京都大学) 特定准教授 舩越高樹
2)京都府事業「寄り添い型学生インターンシップ事業」報告
京都府 商工労働観光部 総合就業支援室 障害者雇用推進担当課長 松下妙子 氏
3)障害等が理由で就職困難な学生に向けたイベントに関する意見交換会
意見交換会
プログラムの後半には、会場にお越しいただいている皆様に、本イベント実施に向けた課題や修正点等ついて、ワークショップ形式でご意見をいただきました。
(一部抜粋)
・事前にイベント当日の詳細(企業と学生の対面方法等)をもっと詳しく知りたい
・(イベント参加に向けて)大学で十分なサポートができるか心配
・企業側の障害者受入状況や具体的な配慮事項を開示してほしい
・ポスター発表形式の就活があっても良いのではないか
・障害者採用枠での職種が限定されている(からもっと広げられないか)


他にもたくさんのご意見をいただきましたので、いただいたご意見をもとに、どのような形であれば学生や企業、大学にとって有意義なイベント、さらには雇用に繋がっていくのかを、京都大学と一緒に、検討を重ねています。

また、参加企業については、ありがたいことに興味を持ってくださる企業から複数お声がけいただいています。
1月中旬ごろには参加企業も公開できる予定です。ぜひ楽しみにお待ちください。

【イベント概要】

● 発達障害や精神障害等のある就職困難な学生向け 産官学連携就職支援モデル構築事業 ●
【大学での修学支援】
自己理解・セルフアドボカシー強化
⇒就職活動準備
【産官を通じた支援】
大学だけでなく行政、就労移行支援
事業所等の支援による企業との交流会
●採用
●インターンシップ
●就労移行支援等への確実な移行
 
大学支援記録の共有 / オンラインサポートツールの利用 / 産官学による伴走型就職活動支援
 
第3回
【テーマ】IT系(障害者雇用)
【時期】2019年2月28日(木)13:00~17:00
【場所】関西大学 梅田キャンパス
【対象学生】大学で相談や修学支援を利用している障害者雇用を目指す卒業年次の学生
【対象企業】IT系の専門的な職域の採用を目指す企業