エンカレッジ創立5周年イベント「実践報告会」を開催しました

エンカレッジ創立5周年記念イベント

 

エンカレッジ創立5周年イベント「実践報告会」を開催

株式会社エンカレッジは、おかげさまで創立5周年を迎えました。
日頃お世話になっている皆さまに、エンカレッジのこれまでの取組をご報告させていただくべく、8月31日(金)に実践報告会を開催しました。
会場は天満橋にあるエルおおさか。支援機関、教育機関、企業の方を中心に、約50人の方にご参加いただきました。

実践報告会1

 

エンカレッジ5年の歩みとこれから

まず、代表取締役の窪より、「エンカレッジ5年の歩みとこれから」について、お話しいたしました。
 - これまでのエンカレッジの歩み
 - 「働きたい」を支えるICTプラットフォーム「Boosterキャリア」を軸にした今後の展望
が中心テーマでした。

目の前の方々、そして社会のニーズに応えていくため、エンカレッジは前に進み続けます。

実践報告会2

 

実践報告1「独自プログラム『他己紹介』の取組 ~他人を知り、自分を知る~」

そして、実践報告の1つめは、エンカレッジ心斎橋 主任の安田より、
「独自プログラム『他己紹介』の取組 ~他人を知り、自分を知る~」というテーマでお話しいたしました。
毎年年末に実施している特別プログラム「他己紹介」。ご利用者同士で、他己紹介をし合うプログラムです。
その中には、
 - 他己紹介をすることで、“自分が気づいていない(=未知の)自分”への理解を深める
 - “話を聴く”“発表資料を作る”“プレゼンをする”など、日々の学びを一貫する
などの要素が含まれています。

自分のことを相手に話し、また、相手の話を聴き、相手の良いところを見つけることで
仲間同士の絆がぐっと深まるといった、エンカレッジならではのプログラムの発表でした。

 

実践報告2「Aさんの変化に学ぶ、『自己効力感』を高める支援とは」

続いて、エンカレッジ天満橋 所長の橋本より、「Aさんの変化に学ぶ、『自己効力感』を高める支援とは」というテーマでお話しいたしました。
エンカレッジに来た当初、自信がなくうつむきがちだったAさんの変化の背景には何があったのかを探り、まとめた発表でした。

 - 自己効力感アップのプロセスを1つ1つ踏んでいくこと
 - 安心できる環境が、チャレンジを後押ししたこと

それらが、Aさんの変化につながっていったようです。
これからのAさんのご活躍が楽しみになる、そんな発表でした。

 

実践報告3「これぞエンカレッジの就労支援!~本人を知り、工夫し、企業につなげる~」

最後に、エンカレッジ大阪 所長の小島より「これぞエンカレッジの就労支援!~本人を知り、工夫し、企業につなげる~」というテーマでお話しいたしました。
電車が好きなご利用者Bさんが仕事を覚えやすいように電車に例えて伝えたり、スモールステップの職場実習を企業の方に提案していき、就職が決まった事例でした。

 - 本人に合わせ、企業の現場の方におつなぎする
 - そして、企業に熱を伝える!

それが、この事例でのポイントでした。
もちろん、Bさんの努力があっての就職であり、私たちはあくまでも黒子の役割ですが、
タイトルにある、「本人を知り、工夫し、企業につなげる」就労支援は、これぞエンカレッジの就労支援!、そんな熱のこもった発表でした。

 

第2部は、エンカレッジ天満橋で情報交換会

また、第2部として、会場をエンカレッジ天満橋に移し、情報交換会を開催しました。
こちらは約20人の方にお越しいただき、軽食を囲み、和やかな雰囲気で進行されました。

途中、エンカレッジ天満橋 所長の橋本より、エンカレッジ天満橋内の見学や
普段、就労移行支援事業所のご利用者が取り組んでいるワークサンプル(事務補助の模擬作業)、グループワークでの成果物をご紹介しました。

実践報告会3
 

また、歓談を挟んで
統括所長の東より、ご利用者のプログラムのひとつ「自己理解講座」を短縮版でお送りいたしました。
「自分の強みは何ですか?」「今、一番頑張っていることは何ですか?」など、
普段の自己理解講座で行っているようなワークや、ご利用者への問いかけを、ご参加いただいた皆さまにも体験していただきました。
少しばかり、エンカレッジの講座の内容をイメージしていただけたかと思います。

参加者の皆さま同士の情報交換も大いに盛り上がり、たいへん素敵な時間となりました。

◇◆◇

そうして、エンカレッジ創立5周年記念イベント「実践報告会」は幕を閉じました。
ご参加くださった皆さまに心より御礼申し上げます。

エンカレッジはこれからも、「一人でも多くの働きづらさを抱えた人がイキイキと活躍できる社会を創造する」というビジョンの実現に向けて歩んでまいります。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。