全国30大学と6企業が連携 障害学生のためのキャリア教育プラットフォーム「家でも就活オンライン カレッジ」開始

エンカレッジ
NewsRelease
2023年6月2日
株式会社エンカレッジ

全国30大学と6企業が連携 障害学生のためのキャリア教育プラットフォーム

「家でも就活オンライン カレッジ」開始【6/22 キックオフイベント開催】

障害のある学生など、働きづらさを抱える若者の就職支援を行う株式会社エンカレッジ(大阪府大阪市 代表:窪貴志)は、障害のある学生のためのキャリア教育プラットフォーム事業「家でも就活オンライン カレッジ」を開始します。本事業は、全国の大学および企業が横断的に参画、協働することで、十分なキャリア教育を受けられていない障害のある学生に、機会を提供していく日本で初めての試みです。京都大学など30大学が初期参画するほか、株式会社マイナビパートナーズをパートナーとして、トヨタ自動車など6企業にご協賛、ご協力をいただきます。本取り組みのキックオフとして、プラットフォームの概要説明や関係大学、企業による意見交換を行うオンラインイベントを6月22日に開催します。
■「家でも就活オンライン カレッジ」ティザーサイト
家でも就活オンライン カレッジ
 

▶ 問題の背景と解決策

2020年より、エンカレッジの障害学生の就活・就職・求人サイト「家でも就活オンライン」は、計1000名以上の障害のある学生の就職支援に取り組んできました。そのなかで見えてきたのは、就職活動への第一歩を踏み出すのが難しい学生が数多く存在する一方で、大学がそうした学生の支援に十分なリソースを割けない現状でした。

卒業学生に占める障害学生の就職率は一般学生より25%ほど下回る

障害学生の就職率
JASSO「令和3年度 障害のある学生の修学支援に関する実態調査」
文部科学省「令和3年度 学校基本調査(確定値)報道発表資料」より作成

進路・就職指導は修学支援に比べ、十分に実施されていない

進路・就職指導
JASSO「令和3年度 障害のある学生の修学支援に関する実態調査」より作成
学生側にとっては、「学業で手一杯で、働くことに繋がる経験が積めていない」「就活やインターンに進むことの不安が強い」「障害のある学生に特化した就活の進め方や、働く障害者のロールモデルがない」といった課題感があります。一方、支援を行う大学からみると、「修学支援で手一杯で、キャリア教育・就活支援にリソースが割けない」「1校当たりの対象学生数が少なく、サービスを充実させにくい」「キャリア支援に必要な情報が手に入りづらい」という背景があり、障害のある学生のキャリア支援を充実させることが困難な現状があります。
このような状況に対し、我々と同じく課題意識を持った企業と連携し、エンカレッジは、全国の障害のある学生のためのキャリア教育プラットフォーム「家でも就活オンライン カレッジ(略称:家カレ)」を6月22日にリリースいたします。
「家カレ」では、社会に出ていくための準備セミナー、オンラインOB・OG訪問、企業人事担当者との座談会、実際に会社で行われている業務を体験できるオンラインインターンシップ、職業準備性を高めるための動画コンテンツなどを参加学生に無償で提供します。また、本プロジェクトに関わる関係者同士で情報共有、意見交換を行う場をオンライン上で設けることで、障害のある学生の社会移行支援についてのナレッジを共有していきます。
障害のある学生の社会移行支援
 
「家カレ」は、今後ますます増えることが予想される全国約4万人の障害学生に対し、安心して自身のキャリア形成に踏み出すためのステップを提供するとともに、大学支援者だけではカバーすることの難しいキャリア教育についての豊富な企画、コンテンツや、ノウハウ共有の場を提供します。
なお、この取り組みは、京都大学をはじめとする全国30の国公私立大学が初期参画します。今後の展望としては、2023年度内に100大学の参画を目指します。

▶ 「家でも就活オンライン カレッジ」の特徴

大学横断型かつ企業と大学が協働して開発するコンテンツ

「社会体験」を中心に据えた、様々な学生向けのキャリア形成イベントを提供します。大学横断型で実施することにより、対象学生の少なさから1大学では実施の難しい企画も実現することができます。また、本プラットフォームでは実験的な試みとして、障害のある学生のキャリア教育の不十分さという課題に対し、「企業だからこそ提供出来るものがある」と賛同した各社も参加し、コンテンツ開発も行います。企画段階より大学支援者と企業が意見を交わしながらコンテンツを開発することで、企業、大学双方のニーズや考え方を知り合いながら、学生にとって必要な支援を提供していきます。

キャリア形成から就職活動まで、一貫した支援を構築

キャリア形成にかかわるコンテンツは「家でも就活オンライン カレッジ」で提供します。インターンシップや合同説明会の実施など就職活動支援は「家でも就活オンライン」で行うことで、キャリア形成から就職活動まで一貫した支援を実現します。大学支援者は、家カレのコンテンツを利用しながら、面談などを通じた学生の伴走支援を行い、企業はコンテンツ企画に参画しながら、インターンシップや説明会を実施することで学生にアプローチすることができます。

企業と大学が協働しキャリア形成から就職活動まで一貫した支援を実現

家でも就活オンライン カレッジ」の特徴
 

大学支援者間での情報共有や意見交換

家カレ参画大学の支援者はクローズドのSNSに参加し、支援のノウハウの共有や悩み事についての相談、質問など、情報共有、意見交換を行うことができます。また、定期的なオンラインミーティングの開催や、大学支援者を対象としたスキルアップ研修の企画・実施を行います。障害学生支援の事例は個別性が高く、参考になる事例を支援者が自力で探し出すのはコストがかかります。大学支援者のみで構成された情報秘匿性のコミュニティがあることで、支援者がローコストでナレッジを得ることが可能になり、ひいては高等教育における障害学生支援全体のナレッジを蓄積していくことに繋がります。
□参画大学
京都大学、名古屋大学、電気通信大学、大阪大学、岐阜大学、岐阜聖徳学園大学、筑波技術大学、徳島大学、横浜国立大学、成蹊大学、三重大学、神戸大学、香川大学、立命館大学ほか
□パートナー
株式会社マイナビパートナーズ
□協賛・協力企業
トヨタ自動車株式会社、ソニーグループ株式会社、TOTO株式会社、パナソニックグループ、株式会社堀場製作所(HORIBAグループ)
■「家でも就活オンライン カレッジ」キックオフイベント
「家でも就活オンライン カレッジ」のキックオフに際して、参画大学、協賛/協力企業が一同に介するイベントを開催いたします。イベントでは、「家でも就活オンライン カレッジ」の概要についての説明と、パートナーの株式会社マイナビパートナーズ 代表取締役社長 藤本雄様より、関係大学、企業を代表してそれぞれ京都大学 学生総合支援機構 DRC(障害学生支援部門)チーフコーディネーター(准教授)村田淳様、およびソニーピープルソリューションズ株式会社 DE&I推進室長 森慎吾様より、障害のある学生の社会移行という課題の展望と、家カレに寄せる期待についてご講演いただきます。参加を希望される方は下記問い合わせ先までご連絡ください。
□イベント概要
日時:6月22日(木) 13時00分~15時00分
場所:オンライン
参加費:無料
プログラム:
開会の挨拶
関係大学、企業担当者による「家でも就活オンライン カレッジ」への思いについて
登壇者
株式会社マイナビパートナーズ 代表取締役社長 藤本雄 様
ソニーピープルソリューションズ株式会社 DE&I推進室長 森慎吾 様
京都大学 学生総合支援機構 DRC(障害学生支援部門)チーフコーディネーター(准教授)村田淳 様
株式会社エンカレッジ 代表取締役 窪 貴志
登壇者によるパネルディスカッション
参加方法:こちらよりお申し込みください。
■「家でも就活オンライン カレッジ」ティザーサイト
家でも就活オンライン カレッジ
 
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社エンカレッジ(広報担当:遠藤[えんどう]、窪[くぼ])
HP:https://en-c.jp/
住所:大阪府大阪市西区新町1-4-26四ツ橋グランドビル2階
TEL:06-6535-8584
FAX:06-6535-8516
mail:univsg@en-c.jp
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