就職した先輩の声
就労移行支援事業所エンカレッジでは、発達障害や働きづらさを抱えた方の就職へ向けた準備トレーニングから、自分に合った仕事や環境とのマッチング・アフターフォローまで一貫した就労支援を行っております。
エンカレッジの就労移行支援プログラムのトレーニングを経て就職を実現された先輩の声をお届けします。
ASD(自閉スペクトラム症)の方の就職実績・事例
■ASD(自閉スペクトラム症)とは
ASD(自閉スペクトラム症)は、発達障害の種類の1つです。
広汎性発達障害、自閉症、アスペルガー症候群、などという名称での診断を受けているケースもあります。
ADHDの特性を重複して持つ場合もあります。
■ASD(自閉スペクトラム症)の特性例
▶ 対人コミュニケーションに苦手さがある
▶ 暗黙のルールや社会のルールが分からない
▶ 臨機応変な対応や予定の変更が苦手である
▶ こだわりが強く、一つのことに集中しすぎてしまう
▶ 複数の作業を並行して行うのが苦手である
先輩たちはこれらの特性にどのように向き合い、強みを見つけ、苦手さに対して工夫をしてきたのでしょうか。そして、就職に至るまでどのような経験を積んでこられたのでしょうか。ぜひ、ご覧ください。
『出来ることが増え、得意・苦手の整理もできるようになった』
【就職者】エンカレッジ天満橋 ご利用者Kさん
【年齢】20代後半
【仕事】事務補助/郵便物の仕分け・FAXの出力等
【障害種別】アスペルガー症候群
エンカレッジ利用開始当初は緊張と不安の気持ちがありましたが、何事にも積極的に取り組み「自分の得意なこと・苦手なこと」も整理できるようになったというKさん。
自分の希望の業種や仕事内容の見直しも行い、作業速度より正確性を重視する企業の実習で「ここで働きたい」の気持ち、後日内定をいただいた時に大きな喜びと安心を感じました。
アスペルガー症候群を抱えるご利用者Kさんの詳細は、以下をご覧ください。
『”共に学び・話し・遊んだ”かけがえのない仲間』
【就職者】エンカレッジ京都 ご利用者Aさん
【年齢】20代前半
【仕事】清掃
【障害種別】自閉症スペクトラム障害
利用開始当初は半年ほどで就職できるだろうと思っていたというAさん。
就職が決まるまで1年5ヶ月を要しましたが、この期間で自身に対する気付きと自信、新たな仲間をもたらしてくれたと感じておられます。
訓練を重ねる中でご自身でも工夫し、自分の伝えたいことを相手に伝えられるように、それによって相手に何かを伝えること以外にもエネルギーを使えるようになりました。
エンカレッジ京都で「似たような障害を持つ人たちと共に学び、共に話し、共に遊べたことはかけがえのないもの」と感じ、退所後も定期的に会って近況報告や遊びに行ったりしたいと考えておられます。
自閉症スペクトラム障害を抱えるご利用者Aさんの詳細は、以下をご覧ください。
『発達障害での辛い経験を経て就職、感謝したい』
【就職者】エンカレッジ京都 ご利用者Sさん
【年齢】20代前半
【仕事】事務・庶務業務
【障害種別】自閉症スペクトラム
PCスキルの向上を中心に活動する中、他の利用者やスタッフとの交流も一つの経験になったというSさん。
自身の発達障害から辛い経験をしてきましたが、就職が決まったいま「今此処にいるのはエンカレッジのお陰、本当に感謝したい」と言われています。
自閉症スペクトラムを抱えるご利用者Sさんの詳細は、以下をご覧ください。
『3回の実習を経て就職、やった甲斐があった』
【就職者】エンカレッジ天満橋 ご利用者Kさん
【年齢】20代後半
【仕事】事務補助/受託業務、データ入力など
【障害種別】自閉症スペクトラム
3回実習を経て内定。とても嬉しかったこと、ここまでやった甲斐があったと思われているKさん。
就職後も「上達するための工夫、協力しながらの作業、仕事と休憩の切り替え、 社会人の生活リズムに慣れる事」などを意識しながら取り組んでいきたいそうです。
自閉症スペクトラム症を抱えるご利用者Kさんの詳細は、以下をご覧ください。
ADHD(注意欠如・多動性障害)の方の就職実績・事例
■ADHD(注意欠如・多動性障害)とは
ADHD(注意欠如・多動性障害)は、発達障害の種類の1つです。
不注意(集中力がない・気が散りやすい)、多動性(落ち着きがない・集中力が続かない)、衝動性(順番を待てない・考える前に行動してしまう)が組み合わさった障害です。
ASDの特性を重複して持つ場合もあります。
■ADHD(注意欠如・多動性障害)の特性例
▶ 持ち物をすぐに無くしてしまう
▶ 締め切りを守れない
▶ 同じミスを何回も繰り返してしまう
▶ 時間管理が苦手である
▶ すぐに他のことに注意が向いてしまう
先輩たちはこれらの特性にどのように向き合い、強みを見つけ、苦手さに対して工夫をしてきたのでしょうか。そして、就職に至るまでどのような経験を積んでこられたのでしょうか。ぜひ、ご覧ください。
『自分に合いそうな実習先でコツコツ頑張り、希望する職種に付けた』
【就職者】エンカレッジ大阪 ご利用者Hさん
【年齢】20代前半
【仕事】事務補助
【障害種別】ADHD(注意欠如・多動性障害)
エンカレッジに来る前は、病院で障害認定を受け、先の見えない生活を過ごしていたHさん。
エンカレッジに通所し始めてからは生活リズムが整いだし、日々の活動の中での疑問や心配事、家庭の悩み事などもスタッフに相談しやすく、助かったと思われています。
「挨拶、報連相、時間管理、どれも基本的なことですが、基本だからこそ徹底することが大切」
と考えられており、報告や連絡が慣れない頃は注意を受けることもありましたが、普段から心がけている挨拶については実習先でも高い評価を頂きました。
ADHD(注意欠如・多動性障害)を抱えるご利用者Hさんの詳細は、以下をご覧ください。
『他者の話を聞き、自分も成長し、他者も成長させることに力を使っていきたい』
【就職者】エンカレッジ大阪 ご利用者Eさん
【年齢】20代前半
【仕事】支援員/送迎業務・日常生活のサポート・学習指導
【障害種別】ADHD(注意欠如・多動性障害)
当時大学生であったエンカレッジ利用開始当初はコロナ禍によるリモート講座で、大学でもリモート講義を受けていたため、その延長線上に感じてたEさん。
面接が苦手だったということもあり、まずはうまく話せるようになるため、自分に自信を持つためにも自分の得意なことを見つけることから始めました。
ワークサンプル、グループワークなどエンカレッジでの訓練を経て、職場実習では「日々の業務で工夫できる点」「責任感を持って報連相ができている点」を得意な点として評価を受けました。
就職が決まった今、エンカレッジで学んだ「工夫と改善の繰り返し」「人の話を聞き、取り入れる」ことを他者の成長のためにも力を使っていきたい。
「他者の話を聞き、自分も成長し、他者も成長させる」ことが自分が得意なことだと考えられています。
ADHD(注意欠如・多動性障害)を抱えるご利用者Eさんの詳細は、以下をご覧ください。
『マイナス面をプラス面へ、視点を変えられるようになった』
【就職者】エンカレッジ京都三条 ご利用者Fさん
【年齢】20代前半
【仕事】鮮魚コーナーの寿司の製造、清掃
【障害種別】ADHD(注意欠如・多動性障害)/軽度知的障害/学習障害
大学を辞めた頃は、自分のことや障害・就職のことが全く分からず、とても不安だったというFさん。
自分に合った仕事を見つけるために必死に頑張った実習。上手くいったこと、上手くいかなかったこと、様々な経験を経て「マイナスの面で捉えていたこともプラスの面から見てみると、まったく違ってくる。」ことを得たそうです。
ADHD(注意欠如・多動性障害)/軽度知的障害/学習障害を抱えるご利用者Fさんの詳細は、以下をご覧ください。
『実習体験した上での就職は理想的な就活の形だった』
【就職者】エンカレッジ京都 ご利用者Iさん
【年齢】30代前半
【仕事】事務/ファイリング・PC端末操作・そのほか庶務
【障害種別】ADHD
ハローワークや求人サイト、エージェントなど、多方面からチャレンジしましたが、チャンスを掴むことができなかったIさん。
新卒で入社した会社の業務・勤務形態が合わずに退職した経験をお持ちの中、実習で業務内容や職場の雰囲気を事前に体験した上での就職は、「ミスマッチを起こしにくい理想的な就活の形」だと考えておられます。
ADHDを抱えるご利用者Iさんの詳細は、以下をご覧ください。
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